明治安田J3で3位の富山と、6位のFC大阪がぶつかるJ2昇格プレーオフ準決勝。今季の対戦成績は富山の1勝1分だったが、富山が2-0で勝った5月の対戦時、FC大阪は主力を数人欠いていた。スコアレスドローで終わった7月の試合がどっちに転んでいてもおかしくない展開だったことを参考にしても実力はきっ抗しており、今回も接戦になることが予想される。
双方ともハードワークと球際の強さを売りにしている堅守速攻型で、リーグ戦における失点数はFC大阪が最少で、富山が3番目に少ない。セカンドボールを巡るバトルで踏ん張った上で、いかにして相手ゴールをこじ開けるかが焦点になる。ボール保持の力で勝る富山は長短のパス、速攻と遅攻、中央とサイドをうまく使い分けて相手を揺さぶりたい。J3第37節・八戸戦から2試合連続で先制ゴールを挙げている
安光 将作、それをともにクロスでアシストした
西矢 慎平への期待は大きい。勝ち上がるためには勝利が必要となるFC大阪は、
古川 大悟のパワーや
久保 吏久斗のスピードを軸に電光石火の攻めで先取点を狙う。
正確なキックで攻撃の起点にもなっている富山の
田川 知樹、そしてFC大阪の
永井 建成。守護神として堅守を支える両チームのGKにも注目だ。
[ 文:赤壁 逸朗 ]