鹿児島は前節・今治戦で先制しながらも、終盤に追いつかれ、連勝を逃した。右サイドハーフで2試合連続の先発出場となった三宅 海斗は、攻撃面での存在が際立つ。ドリブル突破、シュートといった個の打開力が、今季の鹿児島にとってストロングポイントであることは間違いない。一方で、そこからまだ得点が生まれていない。今治戦では三宅が下がったあと、右サイドハーフに入った五領 淳樹のクロスにジョン ガブリエルが絡み、牛之濵 拓が今季2得点目を挙げた。こちらは息の合った連係で奪ったものだ。
個と集団、どちらの力も必要なのは言うまでもない。「いまはそれぞれの選手の力を見極めている段階」(金 鍾成監督)である。肝心なのはそれぞれがしっかりかみ合って連動すること。鹿児島はまだその域に達していないが、双方がかみ合うようになることが目標のJ3優勝へのカギだろう。
鳥取は鹿児島より準備期間が1日短く、アウェイでの連戦となる。前節はG大23に快勝した。2年前、J3では2連勝している鹿児島に勝利して、気分よくホームに帰りたい。
[ 文:政 純一郎 ]
