前期の勝負どころといえる前節までのアウェイ3連戦を、1勝2分で終えた長野。第12節・鳥取戦、第13節・今治戦とどちらも主導権を掌握して先制に成功しながら、その直後に同点に追いつかれて逃げ切れなかった。前節・熊本戦もやはり先制したものの、その3分後に同点にされてしまっている。対戦相手はすべて上位チームとあって難しいゲームになることは分かっていたが、同じ展開をこれ以上続けるわけにはいかない。試合を優位に進めながらも得点直後に失点する悪癖は、J2昇格のためにも早急に修正しなければいけない。
多くの世代別代表選手を抱えるなど選手個々のポテンシャルには疑いようのないC大23も、第12節・福島戦では88分に先制点を挙げながら、後半アディショナルタイムに2失点して逆転負け。今季は終了目前で失点しての敗戦が多く、昨季は6位だったチームも、わずか1勝にとどまっている。若さゆえの経験不足により、試合運びに問題が見られている。
両チームとも試合の進め方に課題があり、時間帯によっての出来不出来の差を少なくすることが上位進出のためのキーファクターとなる。その辺りも踏まえて、今節に臨みたい。
[ 文:吉田 義生 ]