アウェイに乗り込んだ前節・八戸戦は追う展開を強いられながらも、塚元 大のミドルシュートで1-1に持ち込み、勝点1を手にしたG大23。唐山 翔自、川﨑 修平に続き、奥野 耕平、芝本 蓮といった面々も前日に行われた明治安田J1リーグ戦に出場するなど、着実にトップチームに選手を供給する目的は果たしている。ただ、J3では直近の6試合で5分1敗。2種登録のユース組が先発の半分近くを占める試合もあり、若い顔ぶれで戦うG大23だが、それでも森下 仁志監督は現在のチーム力に自信を見せている。
今節も多くのユース組でチームが構成される可能性はある。立ちはだかる相手は首位の秋田。アウェイでは1-1でしぶとい戦いを演じてみせた。今節、いまだに負け知らずの首位撃破のカギを握るのは17歳の中村 仁郎のパフォーマンスだ。「首位のチームに彼がどれぐらいできるか楽しみ」と話すのは森下監督。日々成長中の中村の輝きなしに秋田の堅守はこじ開けられないだろう。
一方、秋田にとっては勝てば、悲願のJ2昇格が決まる大一番となる。前節は岐阜を相手に1-0で勝ち、J3最少失点の堅守は機能中。クラブにとって歴史的な一日になる可能性も十分だ。
[ 文:下薗 昌記 ]