前回のホーム戦で辛くも引き分けに終わった今治は、続く前節を敵地で宮崎と対戦。2発を叩き込まれ、苦杯を飲まされる結果に終わった。攻守両面で思うように歯車がかみ合わない中、9日に行われた天皇杯県予選決勝は仕切り直しの一戦となった。相手が格下だったとはいえ大量5得点を奪取。リーグ戦へ勢いをつけるポジティブな要素の多いゲームを演じた。
中でも新加入のバルデマールの好調ぶりは特筆すべきところ。天皇杯予選では圧倒的な身体能力を見せつけてハットトリックを達成。停滞気味の攻撃陣に大きな刺激が加わったことは、苦境脱出へのカギになる。
対する讃岐は前節、ホーム・沼津戦でついに今季初勝利を手にし、開幕から続いていた連敗を『5』でストップさせた。天皇杯県予選決勝では大学生相手に1点差での辛勝だったが、ゼムノビッチ ズドラブコ監督に指揮が移って“連勝”を遂げたことは、ポジティブな変化につながる可能性を十分に含んでいる。
[ 文:松本 隆志 ]