東京五輪による中断期間明けも結果が出ず、もどかしさが続く今治。前節は敵地で上位・熊本と対戦し、終盤に攻勢をかけるも、前半に喫した失点を挽回できずに敗戦。ここ5試合は勝利から見放される形となっている。
前半戦でほとんど出場機会のなかった若手を積極的に起用し、最前線に大型DFの安藤 智哉を抜擢するなど新たなチャレンジを試みているものの、「毎試合やるべきことはできても、プラスαの何かが足りない」(楠美 圭史)と常に接戦を演じながら勝点3獲得には至っていない。ただ、チームとしての能動的な守備は機能している場面が多い。それだけに、攻撃面でのクオリティーアップが望まれるところだ。
一方、藤枝は苦境から一足先に脱したようだ。3連敗中で臨んだ前節・讃岐戦は、5-0の大勝。これまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュを見せた。7月に須藤 大輔監督が就任して以来、チーム状態は明らかに上向きになっている。今節も敵地で勝利を収め、今季初の連勝で勢いを本物にしていきたいところだ。
[ 文:松本 隆志 ]