長野は天皇杯長野県予選で格下相手に苦戦するも、層の厚さを示した。24日に行われた準決勝で、アルティスタ浅間(北信越リーグ1部)に1-0と辛勝。83分に今季公式戦初先発となった杉井 颯のクロスから、三田 尚希が決勝弾を挙げた。
出番に飢えていた原田 虹輝と藤森 亮志が、途中出場で勢いを加速させた。前節・YS横浜戦に続き、交代策が実っての得点。シュタルフ 悠紀リヒャルト監督は「チームとして層の厚さが機能している。ベンチメンバーが頑張れるのが良さ」とほほ笑んだ。
対する鹿児島は、先週に試合がなかった。ここまで4勝2分と無敗を維持。攻撃陣が毎試合得点を重ね、自信を深めている。また、6試合4失点の堅守を支える広瀬 健太が、古巣対決を迎える。昨季は長野でキャプテンマークを巻いたが、今季は鹿児島の主将。熱い思いで長野Uスタジアムに乗り込むはずだ。
リーグ戦通算対戦成績は長野の4勝3分3敗と均衡。昨季も1勝1敗とイーブンだが、鹿児島は昨季限りで現役を引退した酒本 憲幸氏のホームラストマッチで敗れている。その悔しさを敵地で晴らすか、それとも長野が今季初の連勝を収めるか。ゴールデンウィーク初日に火花を散らす。
[ 文:田中 紘夢 ]