長野は天皇杯長野県予選決勝、明治安田J3第9節と2週連続で松本との“信州ダービー”に挑んだ。第1幕は0-1で敗れ、第2幕は0-0のドロー。いずれも球際で高いインテンシティーを誇示したが、足りないのはゴールだった。
公式戦3試合連続無得点。それでもシュタルフ 悠紀リヒャルト監督は「よく欧州では『ケチャップのようにドバっと出る』という表現をする。いまは少し我慢の試合が続いていても、チャンスがゴールにつながる日は近い」と前を向く。
対する岐阜は好調だ。5月6日に横山 雄次新監督が就任して以降、公式戦4連勝。攻撃はポゼッションサッカーを継続し、守備は切り替えの早さが加わった。リーグ戦で2試合連続無失点と早くもその効果が出ている。
横山監督は昨季終盤まで3年間長野を指揮。堅守を築き、チームをあとにした。それに攻撃の色を付け加えたのがシュタルフ監督だ。先週は試合がなかったが、トレーニングで崩しの形を再確認。“信州ダービー”の熱気冷めやらぬまま、ホームで岐阜を下しにかかる。
[ 文:田中 紘夢 ]

