ホームの藤枝は、明治安田J3第12節・松本戦、前々節・今治戦と連敗を喫したが、前節は苦手なYS横浜に快勝し、良い感触をつかんだ。特に課題としていた立ち上がり15分の戦い方について、個々のデュエルで負けないことを徹底し、先制点につなげたことが勝利につながった。愛媛も個の強さや技術がある相手だが「まずは1対1の戦いで負けないことが大事」と須藤 大輔監督も、選手たちも口にする。
対する愛媛は、ここ6試合は4勝1分1敗と好調で、特に直近では松本、鹿児島という上位陣に連勝し、勢いに乗っている。前節では首位の鹿児島を無失点に抑え、「シーズンを通じて積み上げてきたチームとしての守備意識への手ごたえが大きい」とCBの鈴木 大誠は語った。
ここまでの7勝のうち5試合が3得点以上と攻撃力のある藤枝と、守備力や勝負強さを高めてきた愛媛。どちらが自分たちの特長で上回るか。両チームとも先制点を奪った際の勝率が高いので、どちらが先に点を取るかも勝負の分かれ目となりそうだ。
[ 文:前島 芳雄 ]


