前節、ホームで讃岐と対戦した鹿児島は、開始早々に失点し、押し込まれる展開がしばらく続いたが、得点ランキングトップ・有田 光希のプロ入り後初となるハットトリックで逆転勝利した。故障者や新型コロナウイルス感染症の影響で、毎試合スタメンが替わり、理想に掲げる攻撃的に相手を圧倒するサッカーができている試合は「少ないが、全員で戦う姿勢はブレていない」(有田)ため、上位戦線に踏みとどまっている。有田に代表される攻撃面がフォーカスされがちだが、「粘り強さ、体を張る、捨て身になってやる」(大嶽 直人監督)という、守備からまず入る意識を全員が徹底しているのも心強い。
一方の北九州は前節、ホームで首位・いわきに21本のシュートを浴びながら、終盤まで無失点で切り抜けていたが、終了間際にPKを与えて敗れた。とはいえ、前々節では10戦無敗、かつ4連勝中で4位だった今治から勝利を挙げたこと、そして首位・いわきとも競り合えたことは自信になっている。本村 武揚は「良いプレーをした上で結果も出す」と2位・鹿児島撃破への意気込みを語っている。
[ 文:政 純一郎 ]
