宮崎は直近の明治安田J3第30節で藤枝と対戦。その試合前日、工藤 壮人選手の訃報がもたらされた。動揺が走る中、チームは同選手に勝利を届けるべく試合に臨んだ。先制こそ許したが、9試合負けなしで4連勝中の藤枝から、次第に試合の主導権を奪い取る。そして、橋本 啓吾のゴールで同点に持ち込み、アウェイの地で勝点1を得た。
今節は週中の試合となるが、ホームのファン・サポーター、そしてここまで一緒に戦ってきた“戦友”に勝利をささげたい。
一方、愛媛は藤枝が勝点1を積み上げたことにより、J2復帰の道は閉ざされた。第28節・長野戦、第29節・北九州戦とホームでの連戦を引き分けたのが痛かったようだ。ただ、藤枝vs宮崎の翌日に行われた直近の第30節・いわき戦は、敗戦に終わったものの、首位に対して後半アディショナルタイムで1点を返すという粘りを見せた。昇格切符を失いながらも、選手たちのモチベーションは決して低くはない。
この試合、入場料が無料となった。木曜日のデーゲームとあって観客動員で苦戦は強いられるが、ラスト4試合に向けた両チームの戦いぶりを占う一戦となりそうだ。
[ 文:高浜 確也 ]


