新監督を迎え、新しいスタイルで今季をスタートした両チーム。北九州は田坂 和昭監督の下、攻守で足を動かし続け、最後まで戦う姿勢を強調するメンタル的な強さも見せてここまで1勝2分2敗の成績。2連敗で迎えた前節・八戸戦は序盤に先制を許しながら、10分後に本村 武揚のJリーグ初ゴールで追いつくと、後半は交代選手のパワーをうまく使いながら主導権を握って試合を進めた。1-1のドローで終えたが、連敗を止めて今節を迎えられることはプラス材料となる。
松本は霜田 正浩監督の下で披露する能動的な攻守が奏功し、2勝3分の負けなしと上々のスタート。前節・鳥取戦は0-0に終わり今季ホーム初勝利は逃したが、鳥取の5本を大きく上回る14本のシュートを放ち、優位に試合を進めた。決定力という課題はあるが、多くのシュート機会を作る力強く速い攻撃と、それに引っ張られる形のメリハリある守備も光り、チームとしての自信が深まる戦いを継続している。
足を動かし、素早く攻守を切り替える両チームだけに、目まぐるしく攻守が入れ替わる緊張感のある展開が予想できる。昨季の同カードは松本が1勝1分と、勝点を手にしている。
[ 文:島田 徹 ]