ともに1年でのJ2復帰を目指す金沢と大宮が明治安田J3第16節で激突する。今季、両チームの歩んできた道のりは正反対。金沢は開幕3連敗からスタートし、現在は10試合負けなしで5位まで順位を上げたものの、いまだに連勝がない。前々節・長野戦に勝って迎えた前節・八戸戦も、前半に2点リードしたが終了間際に追いつかれてしまった。これでリードを守り切れずに勝点1に終わったのは四度目(逆転を許して最後に追いついた第7節・奈良戦を含む)。伊藤 彰監督はゲームコントロールとメンタル面の課題を常に口にしている。天皇杯1回戦・甲南大戦でも大学生を相手に不覚をとっただけに、その点の修正は急務となる。
一方の大宮は開幕3連勝の好スタートを切り、その後も無敗を続けて首位を独走。第13節で松本に敗れたものの、そこで崩れることはなく、前々節、前節と連勝を飾っている。前節・長野戦は、いったんは同点に追いつかれるも、「そのままズルズル崩れてしまうゲームは、前のホームゲーム(松本戦)でやってしまったので、そこは十分にみんな分かっていた」と長澤 徹監督が言うように、しっかりゴールを重ねて4-1で勝利。万全の態勢でアウェイに乗り込み、独走態勢をさらに強固にする。
[ 文:村田 亘 ]