“和歌山Jファーストマッチ”。逆転でFC大阪が制す
ガイナーレ鳥取
--古巣と対戦した感想は?全部の試合が大事で、毎試合集中するようにしているんですけど、やっぱり僕も人間ですし、本当にどうしても力が入っちゃうというか。今日はどうしても勝ちたかったんですけど、勝負事なので……僕個人だけで勝てるというのもサッカーではないと思うので。チームメートと協力して勝ちたかったんですけど結果が出なかったので、またみんなで修正するしかないかなって感じです。 --前節・松本戦までと比べると、内容的には良いシーンも多く見られたのでは?監督が配置を換えたり、チームの中でも失点が多かったりしたので、セットプレーのところとかいま一度、重点的に修正した。すぐ結果が出るものではないと思うので、本当にやり続けていくしかないんですけど、こうやって繰り返して、本当にちょっとずつ埋めていけるようになっていけたらなと思います。 --遠く和歌山まで応援に駆けつけてくれたサポーターにメッセージを。遠いところまで来てくださって本当に感謝していますし、苦しい中でも、チームとして結果が出ていない中でも、温かい言葉というか、一緒に戦ってくれる様子を見て僕らももっとやらなきゃなって思います。サポーターの笑顔をもっと引き出せるように、一緒に笑えるようにって思って僕らもやるので、勝つまでついてきてほしい。僕らも本気でやるので。本気でぶつかり合っていくし、まだまだ何もあきらめてもいないですし、昇格に向けて頑張りたいです。
FC大阪
DF 5
坂本 修佑
--高校時代の思い出が詰まった和歌山県立紀三井寺公園陸上競技場での試合はどうだった?僕が卒業してから改修されたので、雰囲気は変わっているんですけど、相変わらず良いスタジアムです。なんか懐かしいなって感じながらできましたね。 --「得点したい」と話していたが。得点は狙っていて、下澤(悠太)選手のCKから決めるチャンスがあったんですけど、ちょっと当て損ねてしまって。その後、林田(魁斗)選手が決めてくれたらアシストがついたんですけど、アイツも当て損ねて。まあ、得点はちょっと次に取っておこうかなと思います。 --最後のセットプレーでも、前に行くチャンスはあったのでは?最後のセットプレーでも、前に行こうかなとも思いましたし、監督のスタイル的にも守るより3点目を取りにいって試合を決めるという感じもありましたけど、今日は試合展開的にも逃げ切るほうを優先して、僕も後ろのほうに専念しました。 --Jリーガーになって和歌山に帰ってきた。最後にメッセージを。ホームという形でこの紀三井寺陸上競技場を使わせてもらうためにいろいろな方が動いてくださったので、まずはそこに感謝したいです。 普段、花園でもフロントの方たちが設営などしてくださるんですけど、それも今日はわざわざ和歌山まで来てくださって、こういう形で最高の雰囲気で設営してくれたのにも感謝しています。そして何よりファン・サポーターの方が和歌山まで来て、いつもと変わらず素晴らしい雰囲気で応援してくださったので、勝利を届けられたと思います。それにプラス、和歌山の方たちにも初めてFC大阪というチームを知ってもらえましたし、サッカーの魅力などを伝えられたと思います。これを継続して次も勝ちたいなと思います。
DF 2
美馬 和也
--素晴らしいカウンターだった。ゴール前に走っている時点でもうバテバテで、「どうしよう」って。自分でシュートを打って外したらどうしようと思いながら、ふとちょっと横を見たら舘野(俊祐)選手がいた。もう出そうと思って、出して決めてもらって良かったです。 --自分で打つ選択肢もあったのでは?僕もゴールを決めたいし、まだ初ゴールがないので、そこはもうずっと意識しています。でも、チームが勝つことが一番なので。良い選択ができたかなと思います。 --いつもと違うスタジアムでの試合となったが、違いを感じたことは?僕自身、会場とかあまり気にしないタイプ。でも、和歌山で初開催ということなので、気合いが入ってやっていました。足を前半に捻ってしまってずっと痛くて、その中であそこに走っていたのは奇跡ですね。アドレナリンです。 --交代のとき、代わって入る堤 奏一郎選手に声をかけていたが。マッチアップする選手はドリブラーなので、その選手の特徴だったり、自分が感じたことを堤選手に伝えて、「だから意識してやったほうがいいよ」みたいな感じのアドバイスをさせてもらいました。僕は普段、あまりしゃべらないのであれなんですけど、思ったことがあればその都度しゃべるようにはしています。
DF 6
舘野 俊祐
--勝利に導く2ゴールだった。1点目の振り返りを。それまでもチャンスになりそうなところまで行ったりしているけど、なかなか決定的なチャンスが来なくて、失点してしまった。失点した直後にやることは変えないでいこう、ただもうちょっとボールに対しての執着心というか、もうちょっと反応を早くしたり、相手より一歩早く動いたり、そういう部分をしっかりやろうという話をして、キックオフで再開して、早い時間で取り返せた。正直、あれはクロスを上げたつもりで、ダフって「あれ?」って。でもボールの軌道は「お?入るかも?」ってなりました。どんな形であれ、すぐに追いつけたのはチームとしては大きかったと思います。 --狙っていたようにも見えたが?まだ映像で確認していませんけど、狙ったことにしておいてください(笑)。 --カウンターでの2点目は?こぼれ球を、久保 吏久斗だったと思うのですけどうまくつつけて。「吏久斗なら取れるかな?」って予測して飛び出していって、ずっと「美馬(和也)!美馬!」って叫びながら走っていました。たぶん美馬も僕がいるのを分かったと思う。僕自身はオフサイドにだけならないように気をつけながら、スピードを合わせながら並走して、最後は押し込むだけだった。ただ、カウンターだったり、相手よりも多く出ていくというところはこのチームの強みでもあると思う。あのシーンは僕だけじゃなくて、ほかの選手も駆け上がっていたと思うので、チームとして続けていきたいと思います。 --自身の情熱やキャプテンシーが表れての勝利では?5月は自分が(0-1で敗れたホームでのJ3第13節・琉球戦で)退場して、チームとしても(ホームでの)試合が1試合しかなくて試合間隔が空く中で、僕自身もそうだし、チームとしても、もう1回足元を見つめ直すじゃないですけど……。今までなんとなくになっていた部分もたぶん多かったので、もう1回引き締めようと思って、練習試合なんかでは中心になって声をかけさせてもらった。 いろんな話を練習からもしているし、若い子たちも含めてみんな頑張っている。ただ、みんなに言っているのは、「いま勝ったからOKじゃなくて、その1つのプレーが良かったかどうかしっかりジャッジしないといけないよ」って。チームとして結果が出ているので、みんなもそれを自信にしてほしいし、成長してくれたらと思う。 一方で裏を返せば、僕と同世代の仲間たちが試合になかなか絡めなかったり、苦しんでいる姿も見ている。若い子たちにいまスポットライトが当たっていますけど、ベテランでもまだまだできるんだぞってところをみんなで見せたいし、何よりも(木匠)貴大にゴールを取ってほしい。みんなで頑張りたいと思います。