J3初挑戦となった昨季は5位と好結果を残した奈良だが、2年目は苦しんだ。開幕4試合勝ちなしから徐々に残留争いに巻き込まれていくと、明治安田J3第23節・沼津戦から4連敗。状況転換を図るために9月4日から中田 一三新監督が指揮を執り始めたが、その後の9試合も勝利から遠ざかっていた。しかし、ここ2試合はいずれも勝利している。右肩上がりでシーズンを締めくくるために今節で目指すのは、今季初の3連勝だ。
一方の金沢はJ3降格から再建に挑んだシーズンだった。開幕3連敗という悪夢のスタートからいったんは立て直すも、夏の中断期間が明けてからは1勝しか挙げられておらず、再び苦しんでいる。前節・鳥取戦はシュートわずか3本に終わって、0-1で敗戦。これでリーグ再開後三度目の連敗となった。それでも今節は、今年2月にオープンした金沢ゴーゴーカレースタジアムで行われる今季最終戦。今季ここまでのホームゲーム平均入場者数は、降格等の悪条件があったにもかかわらず、クラブ過去最多。このような結果になっても駆けつけてくれるサポーターに、来季につながる試合を見せたい。
[ 文:村田 亘 ]
