
高知との開幕戦はスコアレスドローに終わった松本。石﨑 信弘監督は、相手にほぼチャンスを作らせなかった守備面を評価しつつ、何度もあった決定機を生かせなかった攻撃面を課題に挙げる。今節は滋賀を迎えてのホーム開幕戦。ホームでの公式戦は4月の明治安田J2・J3百年構想EAST-Bグループ地域リーグラウンド第10節・大宮戦を最後に勝てておらず、是が非でも勝利をもぎ取りたい一戦だ。
高知戦は3人の新戦力が先発に名を連ねたものの、J2・J3百年構想リーグから2シーズン目を迎えた石﨑 信弘監督のスタイルを熟知する顔ぶれを主体としたメンバーで臨んだ。高い位置から圧力を掛け、ボールを奪ってから手数をかけずにゴールを目指すスタイルは不変。34分には井上 愛簾が奪った形からGKとの1対1に持ち込む決定機を迎えたが、GKにシュートを阻まれて先手をとれなかった。滋賀も自陣から丁寧にパスをつなぐ戦い方をしてくるとみられ、松本は自分たちの形から先に試合を動かせるかどうかがポイントになる。

前節は決定機を阻まれた井上愛簾。ホーム開幕戦で今季一発目となるか
対する滋賀としては、中村 健人らがうまく相手のプレスをかわしてペースをつかめるか。そうして得たチャンスを生かし、J3初ゴールを奪いたい。

パスを出す中村健人。滋賀は松本の圧をはがせるか
J2・J3百年構想リーグで成長を示し、JリーグオールスターDAZNカップにも出場した松本の樋口 大輝は「(ホームの)サンプロ アルウィンでなかなか勝てていない。内容がどうこうより本当に勝つことが一番」とコメント。今季初勝利の喜びをホームのサポーターと分かち合おうと燃えている。
[ 文:板倉 就五 ]