4発快勝で首位発進。愛媛は最高のスタートを切り、2試合連続のホームゲームで開幕連勝を狙う。
愛媛は明治安田J2・J3百年構想リーグで尻上がりに調子を上げた中で2026/27シーズンの開幕を迎え、大木 武監督が志向する攻守で能動的なポゼッションサッカーはより成熟度を増した印象だ。強度のある守備で相手を追い込み、ボールを持てば自慢のパスワークで翻ろう。最前線にラインブレイカーの田村 翔太を加えたことで前線のアクションが増え、攻撃のバリエーションも豊かになったと言える。
そんなチームを「攻撃と守備は表裏一体」と後方から支えるのが杉山 耕二だ。懸命にディフェンスラインを押し上げてチームの生命線となるハイプレスをサポートするとともに、体を張った守備でも強みを発揮。開幕戦では加入後初得点も挙げ、イメージチェンジした“金髪”よりもプレーで輝きを放っていた。

最終ラインでチームを支える杉山耕二(写真中央手前)。開幕戦ではゴールも記録した
対する鳥取は前節、FC大阪と1-1の引き分け。ホームでの開幕戦を勝利で飾れなかったが、ピッチで大いに気を吐いていたのがこちらも“金髪”の河村 匠だ。このサイドのスペシャリストは試合を通じて精力的に攻撃を仕掛け続け、今季のチームファーストゴールをゲット。チームに躍動感をもたらすそのプレーぶりは勝利へのキーマンとして期待するに十分なものと言えるだろう。

今節もサイドでの躍動が期待される河村匠
[ 文:松本 隆志 ]