札幌は前節、ホームで鳥栖と対戦して2-1で勝利。前半に小柏 剛が倒されて得たPKをドウグラス オリヴェイラが一度は相手GKに防がれながらも、こぼれ球を冷静に蹴り込んで先制。後半には今季加入の青木 亮太がカットインからの強烈なシュートを叩き込んで追加点をゲット。終了間際に1点を奪われたものの、しっかりと勝ってグループステージ突破を決めている。
直近の公式戦は16日の明治安田J1第14節・川崎F戦だ。最終的には0-2で敗れてしまったものの、パスワークが売りの川崎Fが札幌のプレッシングを避けるべく、立ち上がりはシンプルにロングボールを蹴っていたことを踏まえると、試合全体の主導権を握っていたと言っていいのかもしれない。順位こそ13位だが、首位相手に互角に渡り合ったことは今後に良い影響を与えそうである。
一方、5月の北海道に乗り込む鹿島は前節、ホームで福岡と対戦して1-1のドロー。24分に先制点を与えてしまったものの、そこから気落ちすることなく、すぐに攻撃的な姿勢を取り戻し、白崎 凌兵がゴールを奪って前半のうちに同点に追いつく。後半も一進一退の攻防が続き、グループステージ突破に向けて精力的に攻め込んでくる福岡に押し込まれる時間帯もあったが、チーム一丸となった守備で冷静にはね返し、そのままタイムアップ。ホームでの引き分けという結果だったが、グループステージ突破をしっかりと果たしてみせた。
鹿島の直近試合は15日のJ1第14節・横浜FM戦。ホームで戦ったこの試合でも前半中頃に先制点を奪われたが、土居 聖真が決めて前半のうちに同点にすると、後半開始直後から怒とうのゴールラッシュ。土居の2得点と荒木 遼太郎の得点で10分の間に3点を奪って試合を決めてしまった。そのあとも上田 綺世が決め、最終的には5-3で勝利してリーグ戦4連勝を達成している。
さて、そんな両チームの激突だが、焦点となるのはやはりグループ1位争いだ。どちらも1位で勝ち抜きたいはずである。現時点では鹿島が勝点で1つ上回っているため、2位の札幌が首位になるには勝利が必要。鹿島は引き分けでも1位通過となる。
勝利が必要なホームチームが積極的に仕掛けていくだろう。直近の公式戦から札幌が中2日、鹿島が中3日というタイトなスケジュールだが、より勝敗にこだわったタフなゲーム展開が期待できそうだ。試合は19時にキックオフされる。
[ 文:斉藤 宏則 ]

