5月の第4週目に開催されるJリーグYBCルヴァンカップAグループ第5節では、勝点7で2位につける札幌が同12で1位の横浜FMと対戦する。4月5日に開催された今大会の前回対戦では、横浜FMが2-1で勝利。なお、横浜FMはすでにプライムステージ進出を決めている。
札幌は前節、4月19日にホームで鳥栖と対戦し、4-1で勝利。開始8分にスパチョークが決めて先制すると、一度は同点とされたものの、後半立ち上がりに再びスパチョークの得点で勝ち越し。その後は菅 大輝、ミラン トゥチッチが加点して快勝している。試合開始時点では勝点で並んでいたライバル相手からの勝利とあって、貴重な白星となった。
直近の公式戦は、5月19日の明治安田J1第14節・京都戦。ホームで戦ったこの試合は開始7分に金子 拓郎がPKを沈めて先制するも、前半終了間際に同点とされてしまい、後半も相手にペースを握られる展開に。しかし、72分に好調の浅野 雄也が今季リーグ戦8得点目となる決勝ゴールを挙げた。4年ぶりの3連勝を達成し、チームも好調を維持している。
一方、北海道に乗り込む横浜FMは前節、アウェイで磐田と対戦して1-0で勝利。開始7分にヤン マテウスの得点で幸先よく先制すると、その後は若手選手を積極的に起用してきた磐田のアグレッシブな戦いに手を焼いた感もあったが、強固な守備を演じつつ、カウンターのための選手交代も行いながら巧みに逃げ切ってみせたのはさすがだった。そしてこの勝利によりプライムステージ進出を決めている。
直近の公式戦は、20日に行われたJ1第14節のG大阪戦。最下位からの浮上を目指し、勢いよく挑んできた相手に押される展開になったが、37分に西村 拓真が貴重な先制ゴールを奪う。後半も同様の展開で苦戦し、松原 健がこの日二度目の警告を受けて数的不利となったものの、終盤に永戸 勝也が見事な直接FKを叩き込んで追加点。その後はさらに前がかりとなったG大阪に何度も攻め込まれたものの、GK飯倉 大樹を中心にしのぎ切っている。
さて、そんなチーム同士の対戦だが、リーグ戦3連勝中で勢いに乗る札幌と、すでにプライムステージ進出を決め、精神的に余裕があると思われる横浜FMとの真正面からの攻め合いになると予想する。札幌はその3連勝の中で計11得点を挙げており、攻撃が好調。シーズン全体を見ても立ち上がりに多くの得点を奪っており、試合の入りの良いチームである。それに対し、リーグ戦では2位につける横浜FMも攻撃力が武器であるだけに、試合開始から目の離せないバトルとなりそうだ。
もちろん、両チームともに週末にリーグ戦を控えた中での対戦なだけに、ターンオーバーを敢行してくることも予想されるが、メンバーが替わった中でもチームとしての攻撃的な姿勢を発揮できるかどうか。そうした部分も注視したいところ。
試合は19時にキックオフされる。
[ 文:斉藤 宏則 ]