明治安田生命Ｊ１リーグは11日に第32節の6試合が行われ、17位の湘南と18位の横浜FCが揃って勝利を収めた。
ホームに名古屋を迎えた湘南は、15分に大橋 祐紀の4試合連続ゴールで先制すると、23分に再び大橋が決めてリードを2点に広げた。後半に1点を返されたものの2-1で逃げ切り、勝点を31に伸ばした。
アウェイで鳥栖と対戦した横浜FCは開始10分にユーリ ララが先制ゴールを奪うと、一度は同点とされるも、前半終了間際にカプリーニのPKで勝ち越しに成功。さらに89分には近藤 友喜にもゴールが生まれ、3-1と快勝を収めた。横浜FCは勝点を29とし、湘南との差を2ポイントで保った。
鹿島の本拠地に乗り込んだ16位の柏は77分に細谷 真大のゴールで先制しながら、87分に追いつかれ1-1で引き分けた。それでも1ポイントを加えた柏は湘南に勝点で並ばれたものの、得失点差で16位をキープした。この結果、残留争いは勝点2差の中に3チームがひしめく大混戦となった。
ホームに福岡を迎えたＧ大阪は13分にクォン ギョンウォンのゴールで先制しながら、後半立ち上がりに同点とされると、89分にルキアンに決勝ゴールを許し、1-2と逆転負けを喫した。Ｇ大阪は5連敗で勝点を伸ばせず、今節での残留を決められなかった。一方勝った福岡は4試合ぶりに勝点3を手にした、
札幌vs広島は両者譲らずスコアレスドローで終了。新潟とFC東京の一戦も0-0の引き分けに終わっている。
■試合データ
札幌vs広島
湘南vs名古屋
新潟vsFC東京
鹿島vs柏
Ｇ大阪vs福岡
鳥栖vs横浜FC
