シャレン!/Jリーグ社会連携

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Jリーグをつかおう!社会のために。

大分トリニータ

「古着deワクチン」で世界の子どもたちの未来をアシスト

多くのサポーターが集まるスタジアムのホーム戦で何か社会貢献活動はできないか?から始まった「古着deワクチン」活動。各家庭で持て余している不要な衣類を回収し、開発途上国にポリオワクチンを寄付するNPOの仕組みを活用して、ホームだけでなく、アウェイ戦でのクラブとも一緒に活動を広げていくことに、ネットワンシステムズ様と共にチャレンジしました。ホーム&アウェイのサポーターの協力の元、1,555人分のワクチン寄付を実現。障がい者施設での衣類の選別作業の雇用や、サステナブルな衣類の再利用にも繋がっています。

活動場所
昭和電工ドーム大分、アウェイチームスタジアム(千葉、山形、大宮、金沢)
協働者
企業、NPO、ファン・サポーター、スタジアム、ボランティア、プロスポーツクラブ
協働者名
ネットワンシステムズ(株)、日本リユースシステム㈱、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会、日本文理大学、モンテディオ山形、ジェフ千葉、大宮アルディージャ、ツエーゲン金沢

協働者の声

活動詳細情報

1.古着deワクチン回収報告

2.世界の子どもにワクチンを 日本委員会HP

3.ネットワンシステムズ活動報告①

4.ネットワンシステムズ活動報告②

ストーリー

大分トリニータは「スポーツを通じた社会貢献活動」を様々なアプローチで実施しています。その中の1つの活動として、スタジアムに駆けつけてくれる多くのサポーターと一緒に何かできる社会貢献活動は出来ないか?の視点で企画したのが、「古着deワクチン」のブース出展でした。
「古着deワクチン」とは各家庭にある不要になった衣類などを、販売されている専用の回収キットに詰めて送るだけで、一袋5人分のポリオワクチンを開発途上国の子どもたちに寄付することが出来るNPOと企業が開発した仕組みです。

回収された衣類は、障がい者の方が働く施設で選別作業が行われ、その衣類は海外で再販されるなど、多くの雇用機会の創出と、モノを大切に使うというサステナブルな再利用にもつながっています。
2022シーズンの4月より毎試合ホームゲーム時に実施スタート。当初は認知度も低く、思ったよりも回収が伸びなかったのですが、徐々にサポーター間で浸透し始め、GW明けには毎回10袋(Tシャツで1,000枚相当)を超えるほどになっていきました。
サポーターの方や、ボランティア参加の地元の大学生の皆さんのSDGs活動に対する意識の高さに驚きました。
また、もう1つのチャレンジはアウェイでの実施でした。ホームとアウェイのクラブが共同で地域や社会に貢献していく。賛同していただいたモンテディオ山形様、ジェフ千葉様、大宮アルディージャ様、ツエーゲン金沢様に感謝すると同時に、今後、他のクラブや、自治体の環境保全イベントなどにも活動を拡大していきたいと考えています。
1年間の活動結果として、延べ2,870人の方にご参加いただき、1,555人分のワクチンを届けることができました。
サッカーを応援する人たちが集まり、自分たちでできる範囲で誰かの役に立ち、世界の子どもたちの命を救うことができる。地域に密着するクラブだからこその活動を継続していきたいと思います。

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