相模原がボールを握るも一歩及ばず。山形が逃げ切って勝利
SC相模原
DF 66
--食らいつく試合ができたのかなと見えましたが、試合全体を振り返ってどうでしたか?まずチームとしては、カテゴリーが上のチームと対戦するときは、試合の入りだったり、そういうところでゲームのコントロールを……、コントロールするのは難しいんですけど、自分たちが食らいつくためには優位に試合を進めるというところで、立ち上がりはけっこう、セットプレーだったりで押し込む時間がありました。立ち上がりは悪くはなかったんですけど、一瞬の気の緩みで、自分を含め、ちょっと最初のポジショニングを誤った部分だったり、「これぐらいかな?」というところでチームとしての気の緩みが出てしまって、「あれ?」というところで、そのあとセットプレーで立て続けに失点してしまいました。
FW 39
結果は負けてしまったので残念ですし、改善しなければいけないところもたくさんあるし、どうしても山形との差というか、質の差だとかいろんな差があって、スコア以上にもっと自分たちの反省すべきところが多い試合でした。けど、久しぶりにこのスタジアムでプレーできて楽しかったなというのもまた1つ、感じたことはあります。 --立ち上がりから押し込みながら、2点を先取される展開でした。この展開についてはどうですか?失点のところはすごくもったいなかったなというか、自分たちのミスじゃないけど改善できるところ、失点しないようにできた可能性が大きかったんじゃないかなというもったいない失点だったので、本当に残念な失点でした。
モンテディオ山形
監督
平日のナイターに2,000人を超えるサポーターに集まっていただきました。ありがとうございました。今日は中継がなかったと思うのですけれども、われわれの勝利を信じて、いろいろな場所で気持ちや念を届けてくれたサポーターもいらっしゃったと思います。皆さんの支えに感謝します。ありがとうございました。 中2日の連戦が今日とまたこの週末と続く中で、体調不良者も少しずつ戻ってきたとはいえ、なかなか難しい台所事情の中でしたが、今日ピッチに立った選手たちが開始からすごくエネルギッシュにプレーをして、スコアを先に動かしていったところは素晴らしいものがあったと思います。先ほど選手にも伝えましたけれども、反省することはたぶんたくさんあったゲームだったし、そういうものは勝ち負けにかかわらず常にしっかりと見つめて、それを次に進む糧にしてまた進んでいきましょうという話はしてきました。ただこれはトーナメントなので、勝たないことには次を戦う資格も得られませんし、そういったものを今日達成できたことは喜ばしいことだと思います。 公式戦ここ4つ負けなしで来ているところで、クリーンシートができなかったのは非常に残念でしたけれども、しっかりと勝ち切って天皇杯を次に進めた。それからしっかりと勝ち切って、次のリーグ戦にはずみをつけるような結果を得ることができた。それをしっかりと評価して、まずは週末の(リーグ次節・)鹿児島戦に向けてしっかりと準備をしていきたいと思います。 --リーグ戦では得点まであと一歩の試合が続いていたと思いますが、今日の3得点をどう捉えていますか?1点目は相手をひっくり返したような形からでした。スローインのところはいろいろ工夫しているんですけれども、今日出した形も1つわれわれの持っている形です。その中からアバウトなボールにはなりましたけれども、しっかりと背後を狙うという意識の中で、最後はヤマ(山田 拓巳)が抜け出してシュートを決めたところは、意図的半分、その先はどっちに転ぶかといったところのフィフティーフィフティーの部分もあるというところで、でもそれが得点につながったのは成功体験だと思います。 あとはセットプレーもなかなかここ数試合、CKの数がものすごくあるにもかかわらず、1点も取ることができない中で、本当にコーチングスタッフはたくさんの映像を観て、いろんなアイディアを選手に落とし込んでトライをしてくれていました。もちろんそれを必死に防ごうとする相手がいるので、そう簡単に点を取ることはかなわないのが現実なんですけれども、今日こうやって2つ取ることができたのはチームとして大きな成果だと思います。また自信を持って次のゲーム以降、進めることができると思いますので、われわれにとってはものすごく重要な3ゴールだったかなと思います。
SC相模原
監督
昨年はこのラウンドで札幌と対戦をして敗れたんですけど、クラブにとって、選手にとって、もう1つ先に進むというのは、われわれ自身も1つ上のステージに押し上げてくれることにつながるという話を選手にしたので、「新しい歴史を作る」と言うとちょっと大袈裟ですけど、そういう気持ちを持ってここに来ましたし、最後まで選手は全力を尽くしてくれたとは思います。 けれども、今日に関して勝ちに値する試合ができたかなというと、最後までサポーターが声をからして声援を送り続けてくれたので、選手はあきらめずにゴールは目指せたと思うのですが、失点の部分を見ていくと、われわれとしては勝利に値しないものだったと思います。全力は尽くしましたけど、まだまだ全力の質が低いということで、また次に向けて、見つめ直してトレーニングを頑張りたいと思います。 --今日はスコアでは敗れましたが、局面の切り替えで上回る部分もありました。そういったところをどう評価してリーグ戦につなげていきますか?いまのチームの状態で言うと、(奈良とのリーグ)前節もなんですけど、しっかりプレーができるようになってきた。敵陣に入っていく回数とか時間が増えていると思います。ただ裏返しで、こぼれもそうですし、いわゆる切り替えの局面で、しっかりその展開を続けるか、終わらせるかということをしないと、当然ながら相手にカウンターのチャンスが生まれるというところは、多分僕たちが直面している、われわれ自身が次のレベルに行けるかどうかのすごく重要なところだとは思っています。 選手たちは全力を尽くしているのは間違いないですけど、まだ試合で結果を得るところまでは足りていないのかなというのは、奈良に負けた試合も含めて感じているところではあるので、追求し続けなければいけないのが1つ。また今日の試合で言うと、序盤敵陣に入っていって、ロングスローも多かったですし、ゴール前に迫ったんですけど、われわれはどこから失点したかということを考えると、山形さんはスローインも早い。ボールもすぐ出てくる。基本的なスタイルはボールを保持しますけど、「背後にも鋭く出てくるんだよ」というのは伝えた上でゲームには入ったんですけど、スローインから背後に落とされて、あきらかに準備不足、対応不足、それで失点をするというところも見たときに、この試合に勝つために本当に必要なことができたのかというのは、これは全員の話ではないんですけど、ハーフタイムにハッキリ伝えました。「このまま終われるか」という話をハーフタイムにして、このまま帰るわけにはいかないということと、「勝敗は別にして、自分たちがここで何をしにきたのかというのを示せ」というのは選手には伝えて送り出したので、その部分に関しては交代で入った選手も含めて見られた良いプレーはあると思います。こういった試合、負けたあとの試合というのは、伝え方とか、総括の仕方は難しいですけど、昨年と違うのは、結果というところは絶対に度外視しちゃいけないというのはいまの僕たちだと思うので。 去年は歯を食いしばりながら一生懸命、プロ1年目の選手が多かったりする中で土台を作って、まずしっかりプレーできることと、その上で結果を求めるんだという時期があったと思いますけど、いまはもう違いますから。天皇杯も含めて上に上がっていく。われわれが目指すところに向かっていくために必要なことを、高いレベルで行い続けなきゃいけないと思うので、言い方は難しいですけど、全員じゃなかったですね。すごくよくやってくれた選手もいました。実際にそういったところでクロスから点も入りましたし、狙ったところは出ましたけど、試合をモノにするというのには足らない部分、もしくは足らない選手がいたのは事実なので、できるだけすべての選手が自分が持っているものと、この試合でやるべきことに全力を出し尽くすというところまでいかないと、上に上がっていくことはできないと思います。 こういった試合もそういう方向に、成長とか、成果とか、プロで生きていく、上に上がっていくんだというところにつなげられるように、伝えて感じてもらって、また次につなげていければ、いつかその負けの意味は出てくると思いますけど、負け自体に意味はないので、負けていいことは別にありませんし、「負けたけどよくやった」ということはもう僕は言わない。言うつもりはないので。逆に言うと、勝っても良かった、良くないと言うわけですから、負けたということをきちっと受け止めて、なぜ負けたのかというのをしっかり見て、また次に向かっていかない限りは繰り返してしまう可能性があるので、僕はシビアに受け止めて、僕自身もまた努力しないとなといま思っています。
モンテディオ山形
DF 6
山田 拓巳
内容はまだまだ反省点がすごく出た試合ですけど、とにかく勝てたのがすべてなので、次につなげることができて安心しています。 --ゴール前まで走り込む山田選手らしい先制点でした。ゴールの解説をお願いします。解説するほどあまり覚えていないので難しいですけど、とにかくチームとして前に前に行こうというのは、特に立ち上がりだったので、口酸っぱく話していましたし、その中でも全員で勢いを持って良い入りができました。その中で自分もああいう形で関われて良かったと思います。 --リーグ戦では得点力不足に苦しんでいるところですが、その中で3ゴールできたことで、このあとにどんな価値があると思いますか?大幅にメンバーも違うので難しい部分はありますけど、チームとしてみんなでやろうとしていることは誰が出ても変わりないですし、相手どうこうではなく、今日は点が取れて、失点が2つ、もったいない失点をしてしまったほうがだいぶ課題かなと思います。とはいえ、3点取れたのは最近のチーム状況からしたらポジティブに捉えていいのかなと思います。
MF 20
松本 凪生
--チームの2点目がご自身の加入後初ゴールでしたが、気持ちを聞かせてください。普段からシュートは練習をしていましたし、自分の特長でもあるので、素直にうれしいです。 --ゴールシーンを振り返ってください。デザインというか、準備してきたセットプレーで、昨日の練習でもしっかり枠を捉えてゴールを決められていたので、イメージを持って、思い切ってシュートを打てたかなと思います。 --久しぶりのスタメン出場でしたが、これまでどんな思いで過ごしてきましたか?正直、悔しい思いもしてきましたし、ここが最後のチャンスだと思って、何か形に残るものを出せればいいかなと思って、思い切ってプレーしようと思いました。