2024/9/18 (水) 19:04 KO
準々決勝
入場者数: 6,883人
天候: 曇りのち雨|気温: 29.3℃|湿度: 83%
京都の完勝。流れをつかみ、重ねたゴール
ジェフユナイテッド千葉
--守備面では自身のセーブが多かったが。でも、僕が原因で3失点していると思っています。1失点目ももっと駆け引きできたと思うし、2失点目も似たような形でしたし、誘われていました。それ以降は駆け引きして何本か止められたと思いますが、1本1本を確実に止められるようにならないといけません。前半11分の失点場面を僕が止められていたらまったく違う展開になっていたかもしれないですし、それは僕の反省点です。そこのキワのところの判断はレベルが上がっていくにつれてもっと精度を上げていかないといけない部分だと思っていますし、自分の反省点だと思っています。 --試合から離れている期間もあった中で、ゲーム勘はどうだったのか?そこはあまり関係ないですかね。自分の中ではガチャンとブレイクアウェイで(突進して)止められるのが武器だと思っていましたけど、今年はなかなかそういうシーンがなく、逆に失点していることが多いので、迷っている部分もありました。そこは練習の中でもう少し、止まっても止められるようになることなどの感覚は磨いていかなければいけないと思っています。
--ひさびさの試合だったが。天皇杯のベスト8という大きな舞台でプレーできたことはプラスに捉えていますが、体のコンディションや試合勘が足りないというのが率直な感想でした。ここからもっと試合に絡んでいく上でも、練習からもっとアピールしていきたいと思っています。 --復帰できた喜びは?復帰直前になってチームの状況が良くなってきて、競争も激しくなってきています。天皇杯というチーム全体で進んできた大会で負けてしまったことは悔しいですが、リーグ戦が残っているので、競争を続けてしっかり勝ち切れるように、最終的に昇格できるようにしたいです。 --離脱期間はどういう気持ちで過ごしていたのか?リーグ戦で試合に絡んでいた中でのケガだったので悔しい気持ちはありましたが、ちょっとでもチームのためになるようにリハビリなどをしてきたつもりです。この試合で少しでもアピールできたらと思っていましたが、もうちょっとできたと反省しています。チーム状況が良くなってくると必然的に競争も激しくなっていくと思うので、最終的にチームのために練習からどう行動できるかは自分の中で意識したいところです。
京都サンガF.C.
監督
2年前もわれわれは準決勝まで行きましたが、そのとき以上に天皇杯の一戦一戦を重ねるごとに選手がたくましくなっているというムードがあったので、今日はなんとしてもこのメンバーで勝ち抜いて準決勝へ進みたいという気持ちがありました。しっかりと勝ち切って次へ進めることを、うれしく思います。 自分たちはまだJ1リーグで中位から下位の位置で、残留もまだ決まっていません。ましてや優勝争いやACLへ出場できる位置にはいませんが、だからこそこういう勝ち方をしてもメディアの皆さんや周りの人たちから「勢いがある」とか「いま乗っている」という形容詞で片づけられることが、個人的には悔しいです。 日本代表がこの間すごく良い試合をしましたが、トップレベルの選手たちがあれだけサッカーと向き合ってやっていることに対して、われわれ国内でやっているJリーグの選手たちは彼ら以上のサッカーへの思いがないと、いつまでたっても追いつけない、追い抜けないです。選手たちは日々努力することで戦術的にもメンタル的にもフィジカル的にも、チームとしてもJ2の頃から取り組んできたことが、やっと形になってきたかなと感じています。チームも、自分自身も、成長を止めれば“現状維持はマイナス”です。今日の勝利をいまは喜んで、すぐに週末のG大阪戦へ切り替えていきたいです。 --90分間、緩みがない試合ができたのでは?僕の中では緩みはあったと思っています。1点目や2点目を取ったあとの時間で、追加点をすぐに取れる場面で取れませんでした。相手にスキを与えた場面があります。ただ裏を返せば、去年までや今年の序盤はスキを作るまでに至らない、いっぱいいっぱいな感じで負けてしまうことが何度もありました。ただ、そこまで全力でやったことで、いま余裕が生まれているとも言えます。 --復帰後初先発でゴールを決めた豊川 雄太選手について。トップフォームかと言われればゲームの体力も含めてまだまだなところがありますが、彼の得点感覚は非常に武器になります。あれだけ長い間ケガをするのはサッカー人生でそうないと思いますが、その間にチームの支えとなる行動や発言をしたことが今日の得点につながって、チームとしても勢いがつきます。われわれのチームに不可欠な選手だと思います。
ジェフユナイテッド千葉
監督
もちろん悔しいゲームになりました。ただ、自分たちが普段トレーニングしてやり続けていることを思い切りぶつけた上での結果だと感じています。そういった意味では明確に力の差を感じましたし、そこはもちろん悔しいですが、個人個人が、グループが、チームが、J1でここ最近で言えばかなり好調で、ここ最近の結果で言えばJ1トップクラスの相手に対して、自分たちとどれだけの差があるのかというところは明確に体感したと思います。チームとしては、そういうチームに対してもしっかりと戦っていくことはすごく重要なことですが、今回は明確に力の差を感じたゲームだったと思います。その中でも選手は90分間しっかりと戦い続けてくれましたし、自分自身は悔しいですが、この敗戦、このスコアをしっかりと受け止めようと思っています。 --リーグ戦に向けてプラスになるようなことはあったか?ケガから復帰してきた選手が公式戦の舞台でプレーできたということはポジティブですが、このゲーム内容でこのスコアで、なかなかポジティブなことを見つけるのは難しいと思います。 --J2では導入されていないVARが導入されていたが、VARについて注意したことや共有したことはあったのか?それがあるということについて、事前の準備ではセットプレーや最後のキワのシュートブロックなどで、明確に手に当たった、当たらないということがビデオで確認されるということはいつもと違うところです。なので、最後のシュートブロックの質のところではしっかりと入った中で手を隠すとか、そういうことが必要かもしれないという部分では多少選手に情報は与えました。ただ、そこに関していろいろなことを気にするということではなかったです。 --選手交代でSBを入れ替えたりと最終ラインをかなり変えたが、どういう事情だったのか?前半が終わった段階でメンディー(メンデス)が負傷で自分から「プレーが難しい」ということがありました。もともと久保庭(良太)に関してはケガで数カ月離れていました。少しずつ上がってきた中で公式戦のトライ、彼のコンディション、もしくはゲーム勘を大事にしたいですが、チーム事情としてSBを任せるしかなかったということはありました。その中で彼のリスクを考えたときには時間限定ということも当然ありましたし、そういったところが少しずつ、自分の中では頭をフル回転させて考えていかなければいけない状況が、選手交代でチームとして大きなパワーを出すことにつながっていかなかった。そこは僕自身の全体を通してのマネジメントの部分ですが、ディフェンスラインを変えたことに関してはそういう事情がありました。
京都サンガF.C.
FW 23
豊川 雄太
一発回答しなきゃいけなかったので、結果が出て良かったです。マルコ(トゥーリオ)から素晴らしいパスが出たし、試合開始からうまく連係をとって話し合いながらやれていました。良い流れで得点まで行けたと思います。(裏への動き出しが良かったのも)マルコからパスが出てくるだろうなと思っていたからです。2人で崩すことができましたね。 --相手GKが飛び出してきた中でのシュートだったが。気持ちです。「入れー!」と思いながら、足を出しました。 --復帰後初先発だった。この試合へ懸ける思いは?自分の中ではコンディションがまだ全然良くない中で今日は使ってもらって、監督から「どれだけやれるのか」というふうに僕は受け取っていました。城陽の練習場でずっとトレーニングしてきた選手で今回メンバーに入れない選手もいる中で、僕は起用されています。チームメートのためにも結果を出す必要があったし、この試合が終わったあとに後悔しないように……ということは強く思っていました。 --ここまで長くかかるケガは、これまでなかった?2カ月も離れていたのは、今までなかったと思います。でも、良い期間でしたよ。チームも勝っていましたし、ポジティブにリハビリに取り組めました。(原)大智やラファ(ラファエル エリアス)やマルコのような規格外のプレーはできないけれど、自分のプレースタイル、今日のような動きを今までもやってきたし、これからも磨きをかけていきたいです。自分にできることでチームに貢献したいですね。
DF 24
宮本 優太
ルーカス(オリヴェイラ)とCBでコンビを組むのが公式戦では初めてだったので、いろいろ難しい部分があると思っていたんですが、しっかりと声をかけ合いながらやれました。ルーカスも自分に声をかけてくれて、そこまで不安なく90分間コミュニケーションをとりながらやれたと思います。いつもはノリ君(鈴木 義宜)がいるので任せてしまう部分が90分の中では多少あるんですが、今日は相方がルーカスだったので、自分がしっかりリーダーシップをとってやろうと思っていました。ハーフタイムにもディフェンスラインの選手にはしつこく言っていました。チームが良い方向へ向かえばいいな、と心がけています。 --チームとしても良い戦いができたのでは?「本気でタイトルを獲りにいこう!」と話をして、臨んだ試合でした。それが重荷になってしまうと良くないんですが、みんな良い感じでやれていました。多分おのおのでもタイトルへの思いがあったことが、今日の勢いにつながったんじゃないでしょうか。 --自身としても良いパフォーマンスをフクダ電子アリーナで見せられた。そうですね。僕としても高校(流通経済大付属柏高)時代に何度もお世話になったピッチなので「ここで負けるわけにはいかないな」と思っていました。勝てて良かったです。ここで最後に戦ったのは流通経済大学2年生のときで、順天堂大学に敗れて(関東大学リーグ)2部降格が決まったので、最後はそこまで良い思い出ではなかったんですが、どちらかというと高校時代の良い思い出が多いので、好きなスタジアムです。