2024/4/14 (日) 15:03 KO
第8節
ガンバ大阪
G大阪
2
-1
サガン鳥栖
鳥栖
入場者数: 21,702人
天候: 晴|気温: 23℃|湿度: 42%
ドラマは90+9分。“決め切った”G大阪が5試合ぶりの勝点3
サガン鳥栖
--退場者が出るまでは、流れの中からはあまり相手に得点の気配を感じさせないような守備ができていたと思います。練習でやってきた、準備してきたものは出せたと思います。中でプレーしている選手たちもそこまで怖さは感じていなかったと思います。ああいう守り方ができたのは1つ収穫だったんじゃないかなと思います。 --コンパクトさという部分ではしっかり保つことができていたと思います。ボクシングで例えると、これまではKOを狙ったストレートばかりだったんですが、やっぱりガードも必要だし、ジャブも必要で、そういったことはできたのかなと思います。コンパクトさを保ちながら、相手に罠を仕掛けるような共通認識をもった守備というのは、これから暑さも増してくる中で必要になってくると思います。奪ったあとはしっかりとカウンターにも出ていけるので、そういった守備ができたことはポジティブに捉えていいのかなと思います。
--これまでと少し守備のアプローチを変えた中で、退場者が出るまではその意図を表現する守備ができていた印象です。みんながしっかりと気持ちを入れ替えてやっていたと思います。でも、ブロックを組みながらもうちょっとボールを奪いに出ていかないといけないし、もうちょっとボールホルダーにプレッシャーを掛けながら相手にプレッシャーを与えないことには、そこまで相手がイヤがっている印象が僕の中ではしなかった。逆に守っている自分としては、相手がどこからでも(ボールを)出せそうな感じがありました。しっかりと中を閉めながらという感じでしたけど、もうちょっと最後は人に行かないといけないなというのは正直、後ろで見ていて感じました。 --退場者を出した展開で勝点1でも持って帰れていれば違ったかなと思いますが、敗戦という結果はどう受け止めていますか?退場者が出てしまったので難しいゲームになったんですが、みんなでなんとか耐えながら最後のあの時間までタフに戦うことができていました。10人の相手と戦うのってけっこう難しいものだと思うので、俺自身はどこかで一刺しして、2-1で勝つイメージを持っていました。最後の最後、あれくらいの時間までいくとアウェイだし、退場者も出した中でみんながタフに戦った中で勝点1を持ち帰るのは非常に大きいことだと思います。 結果的に最後、守り切れれば勝点1を持って帰れましたし、タフに戦ったり、みんなで頑張ったのはすごく良かったと思うんですけど、チームとしてプレーしている選手たちがどうしたいのかというのを都度、中で話し合いながらやっていたんですが、もうちょっと詰めることができたんじゃないかなと。特に僕自身が後ろからボールを蹴ったり、動かすことが後半は多かったので、もうちょっと偶発を狙うじゃないですけど、相手の陣地にとにかくボールを入れて、そこからボールを奪いにいくというのをやりたかったんですが、それがなかなかできずにボールを回収されて、ずっと押し込まれる状況が続きました。 最初は(前線に)(マルセロ)ヒアンと(富樫)敬真がいたから良かったんですが、途中から(横山)歩夢に代わったときに同じ手法だと、高さの部分で圧倒的に不利になってしまう。そうなったときにチームとして引き分けるためじゃなくて、勝つためにもうちょっとどうすべきだったのかを考えることができれば良かったかなと思います。 結果としてそのほうが、最後に点を取られて負けるのであれば次に進めると思うんですが、今日は最後に耐えることを選択して、耐えることができずに失点してしまっている。難しいんですけど、前に行った結果としてやられたんだったらまだ良かったんですけど、俺からすると前に行った結果という感じではそこまでなかったかなという気がするので、もうちょっと行き切りながらできたほうが良かったのかなと、“たられば”ですけど思います。やっぱり10人でも勝ちたかったし、勝てると思っていたので、もうちょっと前に前にプレーしたかったなという個人的な思いはあります。
ガンバ大阪
監督
本当に待っていた勝利かなと思っています。前半は良い入りもしましたし、良かったと思っていますが、失点のところは一発の流れでやられてしまいました。その中から、決定的なチャンスをしっかりと作れていましたが、前半はそれが届かなかったのかなと思っています。 後半はしっかりとコントロールしながら進めていましたが、やはり過密日程で移動などもあり、フィジカルが落ちてくるかなと思っていました。ただ、退場のところから自分たちの良さも出て、なかなかゴールを決め切れない中でも、自分たちのキャラクターを最後までしっかりと出してくれました。 フットボールはこういうことが起こるのかなと思っています。去年を思い出しますと、このような試合は落としてきたというところで今日は勝ち切った。これがチームの成長につながっていくのかなと思っています。 --相手の退場で数的優位になってから、唐山 翔自選手、岸本 武流選手らを投入したが?相手が退場になり、しっかりと中を固めてくるというところがありましたので、外からしっかりと攻めたいと思っていました。コンビネーションも含めて、ウェルトンを左サイドに寄せて、彼のカットイン、中に入っていく動きなども期待しました。右サイドはそういった2人を入れて、外からしっかりと作りたかったという意図がありました。 --チームとしてはJ1第4節・磐田戦以来の勝利になったが、同点ゴールを決めて勝利に貢献した坂本 一彩選手の評価は。素晴らしかったと思っています。ただ、彼は本当に自分自身をもっと理解しなければいけないのかなと思っています。Jリーグのトップレベルでやっていけるという意識をもっと持ってもらいたいなと。しっかりとコントロールして、ディフェンス面でも助けられる。そして、リズムも変えられるところについても、自分自身をもっともっと信じると同時に、このようなタイプの試合でしっかりと自分自身のキャラクターを示していくというところが、彼をこれからもっと育んでいくと思っています。 やはりG大阪のカンテラ、育成組織育ちの選手ですし、私自身も今までスペインで若い選手と一緒にやっていましたので、彼の活躍というのはすごくうれしく思っています。 --後半アディショナルタイムにカウンターを食らったときに、一森 純選手の駆け引きとファインセーブがなければ結果は大きく変わっていたが、彼の評価は?ここでもう1つ、相手の朴(一圭)選手も素晴らしいGKだったなと評価させていただきたいと思っています。一森 純選手については、日々の努力をうれしく思っていますし、彼の最大限のパフォーマンスを発揮してくれていると思っています。いろいろなアクションなども含めて、それを示してくれているんですけれども、その中でもチームにおけるプラス材料を挙げるとしたら、彼のキャラクター。試合にどのように勝つか、勝ちたいという気持ちをチームに植えつけてくれること。それがいまのチームには最大限のプラスになっていると思っています。
サガン鳥栖
監督
本当にいまチームが苦しい状況なんですが、今日はアウェイの地まで来ていただいたファン・サポーターの方々に良い思いをしてもらうために戦うというところで、チーム一体となって戦ったんですが、達成できずに申し訳なく思います。選手は最後までファイトしてくれましたし、そういうものが次につながると思いますので、また次に向けてエネルギーを溜めたいなと思います。 --後半の立ち上がりに退場者を出しましたが、以降の戦い方についてどんな指示を出されたのでしょうか?1人退場になって(直後の)FKが入る、入らないでいろいろな流れが変わるかなと思っていました。あそこから2点、3点と狙うというのももちろんあるんですが、このスコアを長くキープして、ラスト10分でこちらも勝負に出ようというプランでした。 --身体的にも精神的にもダメージの残る敗戦かなと思いますが、次の1週間でどうリカバリーしていくのでしょうか?ダメージはありますが、次の試合は待ってくれませんし、これがアディショナルタイムの最後に失点して負けるのと、先制されて0-1のまま負けたとしても、結局負けは負けなので。そこはしっかり切り替えられるようにわれわれもサポートしたいなと思います。 --勝つことが常に理想としてある中で、監督は“どう勝つか”ということも大事にされていると思いますが、今日はスタンスをかなり変えたという印象があります。その決断に至った理由を教えてください。前にパワーが欲しかったこと。前半からその部分は出せたと思いますし、後半もラスト10分のところでチャンスがなかったかと言われれば、そうではなかったと思います。今日は少しこちら(スタッフ側)のほうで、人の配置でそのパワーを多く出せるような配置にしました。
ガンバ大阪
FW 7
宇佐美 貴史
--勝点3を取れたことについて。取れたことは良かったですけど、もっとラクな勝ち方もできた試合だったと思うので、そういう点においてはまだまだかなと思います。ただ、最近勝てていなかった流れとか、去年ならズルズルといってしまっているような局面を自分たちでなんとか払しょくできたところに関しては良かったと思います。 --決勝点につながったクロスを振り返ると?大外が空いているのは見えていたので、わざわざ速いボールでなくてもいいかなと。(三浦)弦太か(イッサム)ジェバリが競るのかなと思いましたが、高いポイントから落としてというボールで、相手も疲弊している感じだったので、折り返して何かが起こればというイメージで蹴りました。
DF 5
三浦 弦太
--引き分けで終わるのと勝利で終わるのはまるで違う結果だが?連敗していたので、今日は絶対に勝利が必要な試合でした。相手も1人退場していたので、押し込む展開はできていましたけど、本当に今日は内容よりも結果が必要だったので、勝てて良かったです。 --相手が1人退場してからのリスク管理をどう意識していた?リスク管理のところは徹底しようと思っていましたが、最後に一度、(一森)純くんが相手と1対1になる場面もありました。あれを決められていたら本当に今日負けていた可能性もありました。それ以外はほとんどなかったと思いますけど、1つのシーンとか1つの局面で何が起こるか分からないのがサッカーなので、そこは反省して、次に同じような展開があっても、ああいう場面は作らせないようにしたいと思います。