
セットプレーから驚愕の、豪快なゴラッソ。C大阪が久方ぶりのホーム戦勝利
浦和レッズ
セレッソ大阪
監督
今日は勝点で並ぶ浦和との試合で、シーズンの折り返しに向けて、この試合に勝って上位争い、優勝争いに踏みとどまるのか、それとも負けて中位になるのか、今季を占う大一番だということを共有して臨みました。そうした試合で、ホームで勝ち切れたことをうれしく思います。マイク(毎熊 晟矢)のラストゲームということもあって、たくさんのサポーターの皆さんも来てくださいましたし、素晴らしい後押しに感謝しています。ただ、2-0から3点目を取れるチームになったとき、初めて優勝争いの権利が発生すると思っています。チャンスはたくさん作れたので、それを決め切る、勝負を決定づける、そういうしたたかなチームに成長していきたいと思います。 --前半はきっ抗した展開ながら、浦和ペースの時間帯も多かったと思います。前半の内容をどう見ていましたか?また、最後に飛び出したFKが試合の流れを変えたと思いますが、先制点となったルーカス フェルナンデス選手のFKについて。前半の入りは私たちも良い入りができたと思っています。ただ、ボール保持に特長がある浦和に対し、ビルドアップではがされて守備の時間も増えました。ただ、あの時間帯で耐え切れたことが大きい。勢いがなくなっていた時期は相手の少ないチャンスで失点して、自分たちでゲームコントロールを難しくする課題もあったのですが、相手の流れでも全員で粘り強く守備をして、前半の最後のほうは自分たちのペースに戻せたと思います。その成長は感じました。今日の成功体験が今後に生きてくると思います。 FKに関しては、毎日、夜遅くまでスタッフがスカウティングして、相手GKの特徴、ディフェンスラインの特徴、リスタートに関してもいろんな努力をしています。西川(周作)選手の特徴もルーカスには伝えた上で、ルーカスが最終ジャッジをしました。そのクオリティーの素晴らしさ、勇気に最大限の拍手を送りたいと思います。スタッフの努力にも感謝しています。 --毎熊選手がチームを離れるという発表があったあと、最初の試合でJ1初ゴールを決めた奥田 勇斗選手のミドルシュートについて。そうやってクラブは新たなヒーローが生まれて、そのヒーローがチームの中心となり、成長していく。そしてクラブも歴史を刻んで大きくなっていく。まさにそういった瞬間だったと思います。今日の勝利はそれだけ貴重な大きな勝利だったと思います。マイクもこれで気持ちよく、海外に巣立ってくれると思います。
浦和レッズ
監督
まず、セレッソ大阪さんに「勝利、おめでとうございます」と言いたいです。 非常に良い入りだったと思います。自信を持って後ろからつないで、しっかりと崩しながら、3つの良いチャンスを作ることができました。非常に惜しかった場面でした。ハーフタイム前に、不運なことに失点をしてしまいましたが、ハーフタイムでは「この試合は勝てる」という話を選手たちにしました。しかし、49分の相手の素晴らしいシュートで失点をしてしまい、ホームチームにとってメンタル的にも有利な状況となりました。われわれにとってはストレスを感じる時間帯となりました。 しかしそのあと、もう一度しっかりと試合に入り込むことができ、ブライアン(リンセン)の良いシュートからゴールが生まれました。最後の15分はSBがたくさんクロスを上げる場面がありましたが、そのクロスとフィニッシュのところで、運と質が少し足りませんでした。しかし本日の試合でも、90分を通じて戦う姿を見せてくれました。勝点ゼロは残念ですが、次の試合に向け、この試合で良かったところは続けていきたいと思っています。 --現在、分かっている伊藤 敦樹選手の状態は?まだ細かい話をしていないのでハッキリとはしていませんが、ハムストリングスの可能性はあります。ただつっただけなのか、それより重い症状なのかはまだ報告を受けていません。 --なかなかゴールに近づくことができていない現状があると思うが、それはケガ人が戻ってくることで解決するのか、いまのメンバーの中でもっとやれることがたくさんあるのか。得点能力というものは、常に発展させられるものだと思います。そのためにはまずチャンスメークをしないといけません。そして、もちろん質も上げていかないといけません。次の試合までに、4人もしくは5人くらいケガ人が戻ってくる可能性があります。 もちろんケガ人は待ちますが、本日ピッチに立った選手たちを称えたいと思います。アウェイのセレッソ戦は常にタフな試合だということは聞いていました。しかし、選手たちは立ち上がりからしっかりゲームをコントロールしてくれたと思います。
--1失点目のFKへの対応について。普段やらない動き方をしていたと思います。ルーカス(フェルナンデス)選手のボールが上に上がって、照明と被ってボールが消えたというか。そこで見失ってしまってああいう動き方になってしまったのは反省材料です。普段やらないステップワークになって、自分としても信じられないゴールでした。そういうシーンは今までなかったので、教訓として見えないときにどう動き切るか、一歩目がどうだったかをしっかり映像を見て、自分の感覚と動き方を確認したいです。 --最初の立ち位置が少しファーに寄り過ぎていたように見えたが。5.5mのところにポジションを取りたくて、そこは練習でも常にやってきたところでした。余計なことは考えずに立ててはいたのですが、想定外のことが起きたときに動き方が悪かったですし、こうすれば良かったなというのはあったので、引きずることなくプレーはできました。 --2失点目もスーパーゴールだったが、右手で行く判断になった。逃げていくボールで、(佐藤)瑶大で若干隠れてしまったところはありましたが、もうちょっと早く手を変えられたら良かったかなとも思いますし、スーパーゴールで終わらせたくないなと思います。相手に勢いを与えてしまいましたし、もう1歩でも2歩でも前に出られれば触れたと思います。ポジション修正は反省点です。
FW 9
--得点シーンについて。(武田 英寿からの)素晴らしいクロスでした。ファーに動き出したときに完璧なタイミングでクロスが来て、あとはヘディングで叩き込むだけでした。 --ああいうクロスをずっと待っていたのでは?ああいうボールはもっともっと欲しいですね。身長はないですが、ヘディングは私のストロングポイントです。あのような形のボールはもっともっと欲しいですね。 --相手が守備を固めている中で、うまくフリーになっていた。スペースを見つけようとしていました。周りを見て、どこに走り込めるか、どこで受けられるかのスペースを探していましたが、それができていたと思います。 --武田選手のようなキッカーは相棒になるのでは?良いキックができる選手がいるので、もっと蹴るべきかなと思います。良いポジションにいても、前にトライせずに簡単に下げてしまうことも多いです。トライすればもっとゴールに直結していくと思います。ヒデ(武田)にはしつこく「入れてこい」と伝えていましたし、(酒井)宏樹にも「チャンスがあればクロスを入れてくれ」と伝えていましたが、今日は少し不十分でした。
セレッソ大阪
FW 77
ルーカス フェルナンデス
--先制点になった直接FKは素晴らしいシュートでした。加入後初ゴールですが、振り返ると?これまで点を取れるチャンスもありながら取れていなかったので、今日はチャンスをモノにできて良かったです。GKの位置を見て、狙えるのではないかと思い、狙って打ちました。分析の結果でもあったので、感謝しています。 --あのような長い距離のシュートを決めたことは過去にありますか?いえ、ないですね(笑)。初めてです。決まった瞬間は本当にうれしかったです。運も味方したと思います。これまでずっとFKのキッカーも任せてもらっていたので、ようやく決めることができてうれしいです。これからも狙っていきたいです。
DF 16
奥田 勇斗
--プロ初ゴールがあのようなゴラッソになったことについて、自身ではどう思いますか?自分もさっき映像で見て、けっこう距離があったので、自分でもビックリしました(笑)。CKを蹴る時点で、匂いがしました。こぼれてくるなと思い、いつもより前のポジションを取っていました。良いところに転がってきて、まず枠に入れようと思って蹴ったら意外と良い形でゴールに入ったので良かったです。 --決まった瞬間の思いは?自分でもパニックでした(笑)。うれしさが爆発しました。 --毎熊 晟矢選手の離脱が発表された次の試合で決めるあたり、巡り合わせというか、歴史を感じます。そうですね。最近は試合に出る機会も多かった中で、結果として残せていなかったので、今日は勝って、自分も結果を残したい気持ちは強かったです。勝って、なおかつ自分も点を取って毎熊くんを送り出せたことは良かったです。