2024/11/3 (日) 13:04 KO
第35節
北海道コンサドーレ札幌
札幌
1
-1
セレッソ大阪
C大阪
入場者数: 26,544人
天候: 屋内|気温: 22.9℃|湿度: 49%
最後まで目が離せなかった好ゲーム。ただ、勝者は生まれず
セレッソ大阪
--加入後初ゴールを自身もサポーターも待ち望んでいたと思いますが、同点ゴールが入った瞬間の思いは?入った瞬間は同点ゴールだったので、「次、次」という感じで、そこまで喜ぶ感じではなかったです。チャンスもありましたし、あと一歩、逆転ゴールを取れなかったことが悔しいです。 --得点後にサポーターを煽る姿が熱かったです。とっさに出た感じです(笑)。サポーターに向かって攻撃する中で、すごく良い雰囲気を作ってくれました。札幌のサポーターに負けない雰囲気を作ってくれたので、逆転したかったです。 --残り3試合は、どのようなプレーを見せたいでしょうか?僕自身は与えられた時間で結果を残せるように準備したいですし、ホームで2試合続くので、サポーターの皆さんに勝つ姿を、小菊さん(小菊 昭雄監督)の下で躍動する姿を作っていきたいです。
--自身の長所がゴールに結びつきました。同点ゴールを振り返ってください。ペナルティエリア内でしたし、仕掛けようと思っていました。うまく(奥田)勇斗くんがタイミングよく回ってくれたので、そこに出すフリをしてカットインをしました。それは自分の武器でもあるので。相手もキレイに抜けて、思った以上に時間があったので、シュートはファーかニアか悩みました。ちょっと正面気味に飛んだのですが、(山﨑)凌吾くんがうまく詰めてくれたので、結果としては良かったです。 --今季シュートを課題にしてきた中で、枠内にあれだけ強いシュートを打てたことが得点につながったのでは?そうですね。コンパクトな振りで、力強いシュートが打てました。うまく枠を捉えることができました。 --投入された直後はボランチでした。役割についてはどう考えてプレーしましたか?ちょっと攻撃が単調になっていた時間帯に自分が入って、「チャンスメークをしてくれ」と。攻撃に厚みをもたらすために、自分が低い位置から高い位置まで出入りして、「時間をうまく作ってほしい」と。そこは練習から理解していたので、慌てずに入れました。
北海道コンサドーレ札幌
監督
C大阪がやはり強いチームであることをあらためて感じた。ただし、そういう相手に対して前半は非常にわれわれらしい強度の高い戦いができており、その中でリードをすることもできた。前半は相手を上回ることができていたと思う。だが、後半に入って少しずつ走力あるいは球際での戦いで上回られていく中で、多くの選手の足がつる、止まるなどしてマイボールの時間が少なくなり、自分たちが主導権を握って相手ゴールに向かって攻撃をする時間が少なくなったと思う。今季、多くのケガ人が出た中で、やはり90分を通して強度の高い試合をするのが難しい。そのため、後半に相手がより主導権を握って押し込むような展開になったのだと思う。もちろん、このわれわれの状況で勝点1は足りない。強いC大阪に対して勝点1獲得は客観的に見れば決して悪い結果ではない。だが、われわれが置かれている状況を考えれば勝点1では足りない。非常に悔しい思いが強い。 今日もたくさんのサポーターが駆けつけてくれて、最後まで後押ししてくれた。そのサポーターに感謝したい。「ありがとう」と言いたい。どんな状況でも応援してくれるサポーターの声が選手たちの力になったと思うし、残念ながらその期待に応えられず申し訳ない気持ちでいっぱいだが、チーム一丸となって戦った結果である。可能性のある限り、最後まで戦いたい。サポーターとともにやり切りたいと思う。こうした結果になったことは悔しいが、他会場の結果を見ながら、次節以降の戦いについて考えていきたいと思う。 --85分ごろにフォーメーションを変えたように思えた。基本的にはやっていることは変わらない。相手の38番(北野 颯太)がトップ下にいたが、途中から相手が2トップになったため対応しただけ。シンプルに、相手が高さのある選手を入れてきたので、われわれも高さのある選手を2枚入れただけ。
セレッソ大阪
監督
いまの札幌の状況を考えると、完全アウェイの中、強い圧力を掛けてくるゲームになると思っていました。その中でわれわれにアクシデントがあり、先制されて、システムを変えて、人を代えてと、いろいろなトライをしました。システムを変えることは大きな賭けではあったのですが、選手たちはしっかりとタスクをまっとうしてくれました。前半の20分、25分ぐらいからは自分たちで攻守ともに主導権を握る時間が増えたことが、追いついた大きな要因だと思います。もう1つ、勝ち越したかったのですが、今日は途中から入った選手たちのパフォーマンスも素晴らしかったですし、負けなかったことをプラスに捉えたいと思います。 --前半の途中で西尾 隆矢選手を左SBにしてシステムを4バックに変えたのは、相手の攻撃によるものなのか、阪田 澪哉選手のアクシデントによる交代の影響によるものなのでしょうか?私たちが考えていたプレスのプランが少しハマらなかった。相手の立ち位置、ピン止めを含め、向こうも私たちを分析してきて、必ず勝たないといけない状況もあり、アグレッシブにポジションを取ってきました。ルーカス(フェルナンデス)と(北野)颯太のジャンプのタイミング、最終ラインのプッシュアップのタイミングがハマらなくて、重心が重く前にかかりませんでした。そのぶん、間延びしてセカンドボールも拾われる。そういう状況が続きましたので、変えました。阪田のケガもあったのですが、どちらかと言えば、重心を前にしたい、[4-4-2]にして、相手の可変に対してレオ(セアラ)と颯太でハメにいきたい。そこから誘導して、高い位置でボールを奪って速い攻撃につなげていきたい。そういう狙いがありました。 --後半は為田 大貴選手を左SB、柴山 昌也選手をボランチなど、公式戦ではあまり見られない位置で起用しながら、なんとしても追いつこうとする執念を感じました。その中で終盤、右サイドに出た柴山選手のカットインからのシュート、山﨑 凌吾選手の加入後初ゴールが生まれました。試合前、「選手個々の未来も大切」という話をされていましたが、様々なタスクをこなしながら追いついた後半の采配について教えてください。私も3年半このチームを率いて、いろいろなトライをしてきました。今日、途中から変えた[4-4-2]は、自分が一番大切にしてきた、一番長い期間使ってきたシステムでした。その中で、選手たちがしっかりと輝いてくれたことはうれしかったです。タメ(為田)の左SB、シバ(柴山)のボランチにしても、実はここ最近の練習や練習試合ではよくやっていたポジションです。彼らの気持ちを考えれば、ストレスもあったと思います。自分が輝く、得意なポジションで競争したい。当然、その気持ちはあると思いますが、プロフェッショナルとして自分が成長するために、練習試合や紅白戦の中でしっかりトライしてくれました。今日、こういう大一番で彼らが輝いてくれたこと、彼らのプロフェッショナルな姿勢が今日のパフォーマンスにつながったと思います。 凌吾に関しては、ここ最近少しコンディションを落としていたのですが、しっかりと調整することができました。彼も夏に加入してくれて、攻守、高さ、強さを含め、チームに大きなプラスを与えてくれている選手です。この2週間しっかりと体とメンタルを鍛えて整えて調整してくれた結果が、今日の素晴らしいパフォーマンスとゴールにつながったと思います。ただ、本人も言っていましたが、「ここからだ」と。ラスト3試合、大爆発を期待したいです。
北海道コンサドーレ札幌
MF 18
浅野 雄也
久しぶりの出場は途中出場という形だったが、求められたのはいつもどおりのプレー。攻撃の部分ではしっかりチャンスを作るというところと、守備のところでは後半どうしても足が止まってくるので、その中で自分が何をするのか、という部分での指示を受けてピッチに入った。もちろん自分が入ったということは得点を取りにいくというメッセージだと思っていたので、得点を取ることはもちろん、押し込まれた状況を変えるプレーも意識したが、なかなか果たせず悔しい結果となってしまった。 他力にはなってしまうが、残留の可能性がある限り最後まで戦いたい。
DF 3
パク ミンギュ
残り試合を全勝しなければ残留は難しいという状況だったので、勝利をしなければいけなかったのだが、リードを守ることができずに追いつかれてしまい、とても残念に思っている。勝点3を取ることも十分に可能な試合だったとも思うので、その意味でも本当に悔しい。前半はこちらのペースで進めることができたのだが、後半に押し込まれたときに押し返すことができなかったことが試合を難しくしてしまった。とにかく残り3試合、勝利するしかないので全力を出し切りたい。