2025/7/5 (土) 19:01 KO
第23節
ファジアーノ岡山
岡山
0
-1
サンフレッチェ広島
広島
90+7'
中村 草太
入場者数: 15,451人
天候: 晴|気温: 31.2℃|湿度: 66%
90+7分に訪れたそのとき――。“中国ダービー”の2戦目を制したのは広島
サンフレッチェ広島
ファジアーノ岡山
監督
本当にたくさんの方に来ていただいて、素晴らしい雰囲気の中で試合をさせていただきました。ありがとうございます。 総括は難しい。(決勝点が生まれたのは)もうラストプレーだったので、非常に悔しい思いでいっぱいです。ただ、選手たちは本当によく戦ったと思いますし、広島さんのことを私自身は本当に強くリスペクトしていますし、あの素晴らしい強いチームに対してしっかり戦えていた。もちろんわれわれのほうが日程的に有利な面もありましたし、ただ彼らの選手層とかを考えるとあとから出てくる選手も非常に力強いですし、その相手に対してギリギリの勝負をできていたことは良かったんじゃないかなと思っています。 もちろん、いろんな部分での悔しさはありますけど、しっかりまた次に向けて準備をすることが肝要かなと思いますので、また顔を上げてしっかり頑張っていきたいなと思います。 --試合前には「広島さんのクロスがすごい。クロスを上げさせないことが大事だ」という話もありました。そこの部分の守備についてはどのように評価していますか?やれていたと思います。まったく上げさせないのはほぼ無理だと思うので、上げられてもしっかり制限がかかった中でとか、余裕をもって顔を上げて(クロスを)上げさせないようにだとか、タイミングをズラさせるとか、そういうことは大部分の時間でやれていたんじゃないかなと思います。試合がオープンになってきたときには少しの難しさがあったと思いますけど、十分やれたんじゃないかなと思います。 --ルカオ選手の本来の良さがすごく出ていたと思います。今日に限らずここ最近はまた調子が戻ってきていて、彼のパワフルなプレーがあった。でも、今日対峙していた広島のCBもやっぱり強いので、思ったほど自由にはできなかったと思います。でも、その中でも何回かスペースにボールを引っ張って起点になったり、相手をひっくり返すプレーがあったり、よくやっていたんじゃないかなと思います。 --今季ダービーを2回戦い終えましたけど、普段との試合と違いを感じますか?10節のときに、広島さんのホームに行ったときに、僕は岡山で生まれ育っていないので、岡山の人がこんなに広島に対抗心があると知りました。聞いてはいても感じることはなかった。広島はJ1で何回も優勝してJ1で戦い続けているチームですから対戦したことがないのは当然であって、こんなにも対抗心があるというのを初めて感じて、そこで1つ勝てたので今日は大変な試合になると思って臨みました。ただ、やっぱり大変な試合でしたし、勝てませんでした。でも、やっている充実感とか選手たちの負けたあとの非常に悔しい感じは、やっぱりダービーだと思う。こういう雰囲気の中で試合を重ねることはわれわれにとっては大事だと思うし、選手にとっても幸せなことなんじゃないかなとすごく感じた試合でした。
サンフレッチェ広島
監督
--最後のCKの狙いは?セハット(ウマルコーチ)がいろいろメイキングしてくれていて、僕がキッカーって出るときに伝えられて、「ここを狙ってくれ」ということを話されていた。「アウトスイングだったらここ、インスイングだったらここ」と言われていたので、ちょっと高いかなと思いましたけど、木下(康介)選手の高さはベンチから見ても今日は高いなと思っていたので、合って良かったです。 --劇的な勝利になりました。できればもっと早めにゴールしたかったですし、自分もチャンスが何本かあったので、そこで決められたらなというシーンもありましたけど、本当に勝てて良かったなと思います。 --右サイドで粘り強くプレーしていました。ハードル、低くないですか(笑)。でも、そういうところも本当に大事だと思いますし、そういう一つひとつのプレーが最後のゴールにつながっているのかなと思う。そこが本当に売りのチームだと思う、この広島というチームは。そういうところを一人ひとりがサボらないというのもこのチームの良さだと思うので、継続していけたらなと思います。 --今日の勝利の価値をどう感じていますか?やっぱりダービーということもありますし、これだけのサポーターの皆さんが足を運んでくれていますし、ホームで悔しい負けをしている相手なので、同じ相手に二度負けたくないというのはありました。名古屋相手に、同じチームに二度負けたという悔しさもみんなの中に絶対にあったので、今日のこの勝ちはすごく大きいんじゃないかなと思います。まだまだ上にしがみつくというか、目指していく中で大事な3ポイントだったのかなと思います。
今日は本当に90分間攻め続けた自分たちのチームのパフォーマンスに非常に満足しています。前半、1回2回相手に良いカウンターのチャンスもありました。最後の最後まで本当に点は入りませんでしたけど、最後に点を取って勝てたところが本当に勝利に値する良いゲームだったと思います。 日本のこの暑さの中、(直近のJ1第5節・)神戸戦から中2日でやった中で、その試合でも良いパフォーマンスを見せていましたし、選手はよくやったと思います。こういう環境の中で試合を続けていかなければいけないのであれば、塩谷(司)を中心に飲水タイムを前半に2回、後半に2回という形でやってほしいなとJリーグにも訴えていこうかなと思います。 岡山も素晴らしいサッカーだったと思います。Jリーグの中でも本当に均等に対等にやっていけるクラブだと思います。また来季もJ1でファジアーノ岡山対サンフレッチェ広島のダービーがあることを願っています。 --最後のCKを前田 直輝選手が蹴った狙いは?一番近くにいたからです(笑)。 --中村 草太選手がゴールを決めてくれました。彼についてコメントをお願いします。今回、森保さん(森保 一監督)が代表チームに呼んでくれたことをうれしく思います。この冬(今年の3月まで)は大学生で、そこからウチに来てJリーグにデビューしましたけど、もう彼抜きでプレーすること、試合することは考えられないです。彼自身が2つ3つという違うポジションでプレーできますし、ここまでもシーズンを通して一番点を取っている選手、それからアシストもしています。 彼に出会ったのは1年半前の宮崎のキャンプで、2、3日練習参加したときに、その時点で「彼を獲得したい」という意思を伝えていました。彼が最終的にサンフレッチェを選んでくれたこと、そのためにクラブが努力を尽くしたところ、それが素晴らしく良かったと思います。彼はわれわれを信じてくれていますし、われわれも彼を信頼しています。お互いの信頼関係によって彼の素晴らしいパフォーマンスが見られていると思います。
ファジアーノ岡山
DF 2
立田 悠悟
--悔しい結果になりました。今日は最後の失点がすべてかなと思います。自分たちが攻められるのは想定内なので、あれを防げないといけないという話になると思います。最後のところも全体として集中力を途切れないように、簡単にCKにしないこともそうですし、自分たちの集中力不足だったと思います。 --後半にもうちょっと出ていく時間を作っていくことは難しかったですか?相手のほうが疲れていたと思うので、もっと自分たちがアクションしたほうが良かったと思いますけど、なかなかギアが上がらなかったところがあるので、そこは次に生かせたらなと思います。 --最後まで守り切れるという思いはありましたか?正直、あの展開がベースな部分はあります。あれを守り切らないと勝てないという解釈をしているので、ああいうところで失点しているようだと厳しいのは自分たちが一番分かっています。ただ、ピンチにしないような試合運びをもっとしていかなきゃなと思います。
GK 49
スベンド ブローダーセン
最後の失点がすごく悔やまれます。 今日は本当に何回もCKがあった。90+5分まで僕たちはすごくよく守っていた。CKもよく守ったけど、今日は試合が90+6分あったから、しょうがないところがあると思います。 --今日、チームはよく戦えたと感じていますか?みんなが全力を出したと思う。でも、多分みんな広島が上だったと感じていると思う。もちろん良い場面もあった。カウンターアタックとか僕たちのセットプレーも(相手にとって)危なかったけど、今日は試合を制覇できているとは感じていなかった。結果が引き分けだったら良かったと思います。最後の最後に負けてしまって残念ですけど、負けに値する試合ではなかったと思いますし、勝ちに値する試合でもなかったと思います。