苦しくとも、最後には。上位直接対決で鹿島が見せた勝負強さ
柏レイソル
前回対戦(J1第5節/1●3)と同じ形で先制される展開にしてしまったので、トランジションのところとセットプレーのところは相手のストロングだったと思いますし、そこは(失点)ゼロに抑えてやっていかないと難しい試合になると感じました。 ゲーム内容に関しては、うまく相手を走らせることができていたと思いますし、得点の形だったり、あと一歩という形を作れていたので、そこはポジティブに捉えたいと思います。ただ、最後に自分がゲームを壊してしまったのは事実なので、そこは責任を感じていますし、僕自身もこの試合に懸けていた思いは強かったので、悔しい思いが強いです。幸い優勝争いができる位置にいるので、残りの試合で挽回していきたいという気持ちが強いです。
鹿島アントラーズ
監督
多くのサポーターの方が集まってくださって、その中で非常にやりがいのあるゲームができたと思います。ただ、内容のほうはリードした中で追いつかれ、追い越されてもおかしくないゲーム展開だったので、そういう意味では改善しなければいけないことは多くあると思います。そういう中でも今までだったら追いつかれて、逆転負けしていたり、そういうシチュエーションになってもおかしくない形だったと思いますけど、しっかりと勝ちに持っていけたのは彼らの気持ちがあったからだと思いますし、サポーターに助けられたゲームだったと思います。これからオフになりますけど、そこでしっかり見つめ直して、もう一度優勝争いができるようなチームになっていきたいと思います。 --苦しい試合でしたが、こういう試合を勝ち切れるのが鹿島だと思います。それについてはどうお考えですか?難しいところですけど、その言葉に納得し過ぎず、改善すべきところはしっかり改善したいと思います。最後、あれだけ相手にチャンスがありながら、ボールがゴールに入らないというのは、最後何かしら選手の頑張りがあったと思いますし、スタジアムの雰囲気もあったと思います。そういう意味での鹿島らしさは出せたと思いますが、もう1つ攻撃の部分でも鹿島らしさを出せるようにやっていきたいと思います。 --決勝点を決めた松村 優太選手は、日頃の頑張りが報われたと思いますが、いかがでしょうか?苦しんでいる選手の1人だと思います。苦しんでいるというのは数字の部分で、前の選手なのでそこは気になっていたと思いますから、結果を出せたのは良かったと思います。失点シーンでも悔しい思いをしていたので、そういう中でも最後に満員のスタジアムで結果を出せたことを自信にしていってほしいと思います(※来場者数は33,400人)。
柏レイソル
監督
サッカー界では、このようにアクシデント的な敗戦があるものです。今日はそのような形での敗戦だったと私は思っています。 0-2という形で試合が進んでしまいました。2失点目に関しては、あれがファウルかどうかあらためて映像を確認したいですけど、いずれにせよアウェイの雰囲気の中で、そしてわれわれは若い選手が多いですが、難しい状況にもかかわらず、試合内容的にも相手を上回る形で素晴らしい試合をしていたと思います。1-2、2-2と追いつき、そしてPKを獲得することができました。そういう意味でも私はこのチームを誇りに思いますし、このような内容をプレーした場合、10試合戦えば9試合は勝ち、そして1試合はアクシデント的に負けることはあると思います。その1試合が今日だったと私は解釈しているので、落ち着いて物事を捉えています。そしてこのようなプレーを続けていくことこそが、タイトル争い、そして優勝につながると思うので、これを続けていきたいと思います。 --内容的には柏が勝っていてもおかしくなかったと思いますが、試合後、選手たちにはどのような言葉をかけたのでしょうか?このようなプレーを続けることこそが優勝につながる。われわれは優勝できる、そのようなメッセージを伝えました。もちろんアクシデント的に負けることはあります。私も悔しい気持ちでいっぱいですし、選手たちも悔しい気持ちを持っています。けれども、彼らに伝えたメッセージは「落ち着こう。このようなプレーこそが優勝につながる。そしてリーグというのは長い戦いであって、長いシーズンを通じてよりクオリティーの高いサッカーを表現したチームこそが優勝に値する。そしてわれわれはそれに値する道を歩み続けている」というメッセージを伝えました。
鹿島アントラーズ
GK 1
早川 友基
(小屋松 知哉のPKについては)データや相手の特徴は入っていたので、うまく駆け引きをしながら外させたというか、枠に来ていたら止める可能性が高かったという状態にできたと思います。あそこで失点して2-3になるのと、外させて逆転できる(勝ち越せる)のとでは全然違うので、そういう意味では勝ちを持ってこられて良かったと思います。 --後半は柏の攻撃が続く難しい時間が続きましたが?理想を言えば、この間まで自分が代表の活動に行っていたから感じるのかもしれないですけど、もっとゴール前の球際の部分は強く行かせないといけないし、ボールを持たれているシーンもありました。そこは自分が合流してから時間がなかったので、もっともっと発信して、チームにより良いものを還元できればと今回の試合で思いました。
MF 27
松村 優太
2失点目は僕のせいで、このまま終わることはできないと思っていました。得点場面は意外に冷静でした。決めた瞬間は「ごめんなさい」という気持ちでした。試合を壊してしまったことは反省しなければいけないので、でもあのような形ですけど、勝ちを持ってこられたのは良かったと思います。 --今まで頑張ってきたことが報われたと思いますが?いろいろと紙一重だったと思います。試行錯誤しながらですけど、去年も点を取っていなかったですし、優勝戦線に向けても、チームにとっても大きな1点だったと思います。