2025/8/10 (日) 18:36 KO
第25節
サンフレッチェ広島
広島
0
-0
清水エスパルス
清水
入場者数: 23,969人
天候: 雨|気温: 26.4℃|湿度: 90%
中3日での再戦。結果はスコアレスドロー
サンフレッチェ広島
監督
今日、特に前半、強い清水がいました。それによりすごく緊迫した良い試合だったと思います。相手の強いプレスにすごく手を焼いて、自分たちがボールを奪ってもまたすぐに奪い返される状況が多くありました。後半になったら自分たちが交代したこともあって、自分たちが握った試合になったと思います。裏を取る狙いはできていたと思います。(中村)草太が左サイドを抜ければ、(前田)直輝が右サイドを抜けるシーンもたくさんありました。ただ、残念ながら最後のシュートのところがなかなかうまくいかない部分がありました。大きなチャンスはたくさんあったと思います。それを決め切れるだけのクオリティーがなかったということだと思います。逆に清水のほうにも大きなチャンスがあったと思います。素晴らしいシュートを打っていましたが、ウチのGKの(大迫)敬介がしっかり反応して良いセーブを見せたと思います。 0-0という結果を見れば、もしかしたら退屈で面白くない試合に見えるかもしれません。ただ、今日の試合に関して言えば、お互いがたくさんのチャンスを作り出して、お互いが最後の最後まで勝利を目指して戦った良いゲームだったと思います。 --前半から後半に向けて、選手に対してどう指示を出したのか、どう修正したのかを教えてください。まず、高い位置からボールを奪いに行こうと。プレスに当たりにいこう、それから裏に向ける回数をどんどん増やしていこうと。そういった部分をハーフタイムに伝えました。ワイドの選手も含めて、そういった部分に関しては言ったとおりにできたと思っています。たくさんチャンスを作るところまではできましたけど、最後のシュートのクオリティーの部分、最後の最後の1個のクオリティーが足りなかったと思っています。 --8月6日に天皇杯ラウンド16・清水戦を戦って、今節で『PEACE MATCH 2025』を戦った意義についてコメントをお願いします。まず原爆投下の日である8月6日の試合で勝てたことは記憶に残っていくと思います。同じ対戦相手と同じ場所で行われ、もちろん試合中は戦う相手でしたけど、試合後になればまた友達に戻れるといったところが強調された良いゲームだったと思います。そこが本当にスポーツの持つ意義というか、そういったものにつながるものだと思います。競技中はもちろん戦う。ただ、競技が終わればまた友達に戻れる。そこはスポーツの意義だと思っています。 --中島 洋太朗選手が好プレーを見せました。状態が戻ってきていると見ていいでしょうか?どんどんケガが治って感覚が戻っていると思います。ゲームに出ながらどんどん彼のクオリティーというのは戻ってくる、良くなっていくと思っています。
清水エスパルス
監督
今日、選手たちが見せてくれた魂が清水エスパルスのメンタルだと思います。中3日で(天皇杯ラウンド16と)同じアウェイの地に来て、トレーニングもできない中、何を変えるかと言ったらメンタルを変えると話をした中で、ここまで心に火をつけて、心を燃やして、最後の最後まで戦ってくれた(※天皇杯もエディオンピースウイング広島での開催だったが、天皇杯は中立地扱い)。雨の降る広島の地まで多くのファミリーが来てくれたからこそのパフォーマンスだったと思います。選手たちのメンタリティー、清水エスパルスが持っているアイデンティティー、これを持って、これをスタンダードにして、今後どう勝点3を取るのか。素晴らしい守備をお見せすることができて、(点を)取れるチャンスもあったと思いますし、もちろん広島さんもチャンスがありましたけど、いかにこういうスリリングなゲームを勝点3に持っていくのか。全員守備、全員攻撃の中で、今度は全員攻撃のところでより集中力、クオリティー、アイディアを持って、勝点3を持って帰れるようにやりたいなと思います。ただ、本当に中3日でここまで持ってきた選手に本当に感謝していますし、選手のポテンシャル、メンタリティーに心から敬意を表したいと思います。 --前半はかなり理想に近いような形だったのかなと思います。試合の入りで意識させたことは?何を変えられるかと言ったらトレーニングはほとんどできませんでしたから、本当に心を燃やしてどれだけ火をつけるか。他人につけてもらうものではないですから。本当に心の底から湧き上がるもので、「限界を超えろ」という話もしましたから。0-3からどう立ち直るのか。どういう戦いを見せるかというのが1つ焦点でしたから、そういった意味ではスタートから素晴らしい理想どおりのゲームをしてくれました。ただ、ゲームプランとしては後半勝負なところがありましたから、前半を(失点)ゼロで終わるという素晴らしいタスクを全員でやってくれました。 やっぱりフットボールはエモーショナルなスポーツですから、誰かが1人強気な良いプレーをすると、全員に魂が乗り移るのだなと思います。そういった意味では(天皇杯ラウンド16はスタメンではなかった)フレッシュなGKを含めた5人。新しく出した選手が非常にアグレッシブにチームにも仲間にも火をつけてくれた。そういうプレーが多々あったからこそ、こういう良い入りだったと思います。これからもしっかりとこういったハイレベルな競争をすること。誰がゲームに出てもおかしくないと言われるのが清水エスパルスだと思っていますので、その競争力を持って、もっともっと良い入りをする。90分を通して必ず勝点3をホームでもアウェイでも取れるような、そのようなチーム、選手、クラブになりたいなと思います。 --嶋本 悠大選手の評価をお願いします。高卒1年目とは思えないほど、もうだいぶプロの水にもインテンシティーにも、判断力、技術も慣れてきたなと思っています。もともと彼の持っているサイズ感、ポテンシャル、運動量みたいなもの、非常に技術もありますし、本当に楽しみな大型ボランチが、広島さんを相手に90分やるのは簡単ではないですけど、それを堂々と足もつることなく最後の最後までピッチで輝いていた。非常に楽しみな選手が増えたなと思っています。
清水エスパルス
(天皇杯3回戦・)湘南戦から続いて、長い時間負けずに戦えたのは良かったです。勝ちに持っていけたらベストでしたけど、後半の最後のほうは本当に自分のところがフリーになるシーンが多かったので、体力のところもこれから見直していきたいと思いました。 --今日、気をつけたことや意識したことは?リーグ戦は延長戦がないので、あとのことを考えずに。90分で試合が終わるので、しっかり走り切ろうと思っていましたし、それをどうにか数字で表現できたらなというのをずっと考えていました。 --天皇杯ラウンド16・広島戦は0-3だったことを踏まえて、意識したことは?チーム状況としてもケガ人が多い中で、こうやって自分を使ってもらって本当にチャンスだと思ってやっていましたし、プレー自体も悪くなかったので、勝ちに持っていけたらベストでした。ただ、いまのプレーを続けていけば結果は出ると思うので、いまのプレーをまず継続して、それ以上のプレーをしていきたいなと思います。
サンフレッチェ広島
GK 1
大迫 敬介
--前半終了間際のヘディングシュートをセーブしたシーンについて。出ないと判断したときにポジションを少し下げたので、ヘディングしてから僕のところに来るまで時間をうまく作れました。あれ以上、下がるとはじいても(ゴールラインを)割ってしまうのでギリギリのプレーだったなと思います。相手のシュートもそこまで良いコースではなかったので、うまく処理できたと思います。 --後半に北爪 健吾選手が飛び出してきた場面について。ああいうシーンは得意ですし、多分どこに打たれても止められていた感覚ですね。距離を詰めるタイミングと止まるタイミングと、あとはもう動かないことを意識していました。 --素晴らしいプレーで勝点を手にすることができました。最後に止めたのは僕ですけど、裏を取られても最後まで追いかけて相手にプレッシャーを掛けてくれたから相手もああいうシュートになったと思うので、みんなで守ったシーンだったと思います。 --前半は押し込まれた中で、我慢できたことも大きかったと思います。もちろん前半から相手を圧倒できればいいですけど、相手も4日前に(天皇杯ラウンド16で)試合をして対策をして修正できている相手なので、そううまくいかないというのは試合前から分かっていましたし、だからこそ後ろが崩れないこと。前半を(失点)ゼロで折り返すことは特に今日の試合は大事だと思っていたので、うまく割り切ってやれたと思います。 --勝点1をどう捉えていますか?ほかの試合の結果を見ると、勝点3を取りたかったなと思いますけど、(勝点)ゼロよりは『1』のほうが良いですし、個人的には今日すごく良い感覚をつかめたので、次の(次節・)ガンバ戦に勝って優勝争いしたいと思います。
DF 33
塩谷 司
--今日の引き分けをどう捉えていますか?前半の内容だったらラッキーですよね。本当に前半は圧倒されたので。後半の出来だったら勝点3を拾えても良かったかなと思うけど、中3日で清水さんも相当に対策もしてきて、難しいゲームになったと思います。 --前半と後半で内容が大きく変わった要因は?入りのところじゃないですか。入りのところでリズムを握られて後手後手になってしまうと難しくなるし、ハーフタイムで修正できるのは自分たちの強さだと思うので、前半の途中からは無理だなと思って、0-0でいければいいやという思いでやっていました。 --そういう状況でも無失点で進められるのはこのチームの強みです。そこからもう1個出ていかないといけないですけど、夏場とかはどうしようもないときもある。相手に上回られるときもあると思うし、そういうときにどうするかはリーグ戦を戦っていく上ですごく大事なことだと思います。