2026/5/6 (水) 16:00 KO
地域リーグラウンド EAST 第15節
入場者数: 13,616人
天候: 曇り|気温: 19.9℃|湿度: 69%
前半から一転。ギアチェンジした町田が“ホーム帰還戦”を制す
横浜F・マリノス
相手のウイングバックがウチのSBに対してプレスが遅れるので、早くSBにつけて打開する狙いがありましたが、それだけになってしまったがゆえに攻撃が単調になってしまいました。前に入れるボールの質も良くなく、相手に拾われてしまい、うまくいっていない感じがありました。そこは前に入れるボールの質を上げたり、ボランチが横に落ちるオプションを作ることができれば、もう少し攻撃はうまくいったと思います。総じて難しい試合になってしまいました。 --後半途中から右SBに入ったあと、何を意識しましたか?内側にポジションを取りたかったのですが、やっぱり効果的でないと感じたので諏訪間(幸成)の横に落ちて、そこから自分がドリブルなどで打開しようと思ったのですが、効果的なビルドアップはできませんでした。セカンドボールの予測でも自分の甘さが出たと思うので、そこは反省しています。 --前半、井上選手がCB、トーマス デン選手が右SBに入りましたが、どのような狙いがあったのでしょうか。僕自身 (起用の)意図をあまり理解していないのですが、おそらく相手のハメ方的に僕が真ん中で、トミー(トーマス デン)が右のほうが良いと判断して使ってくれたのだと思います。失点の場面は自分のところからやられてしまいましたし、自分の仕事をまっとうできなかったことがすごく悔しいです。
FC町田ゼルビア
監督
日頃なかなかチャンスをつかめなかった選手たちが多く出場する形になりましたが、試合に出たメンバーは、われわれのやるべきことをまっとうしてくれました。チーム全体でコンパクトな守備を構築した中で、われわれがカウンターを仕掛けていく形を作れました。欲を言えば、もう少しオープンプレーの中でゴールを奪えれば理想的でしたが、そのあたりは今後の課題としたいと思います。ただ守備に関してはクリーンシートで相手にそれほどビッグチャンスを作られずに90分を終えられたこと、また複数得点を取れたことは、結果的にわれわれが意図する形で試合を終えられたことにつながりましたし、とても良かったです。 4月上旬の(J1百年構想EASTグループ地域リーグラウンド第10節・)柏戦以降、なかなかホームゲームを戦える機会がなかった中で、久しぶりに約13,600人を超える大観衆の下、大型連休最後の日を笑顔で終えることができたのは、何よりのわれわれの喜びですし、皆さんの声援はこれまでの疲れが吹き飛ぶような活力にもなりました。連戦という意味では9連戦まで続きますが、ケガで離脱している選手が何人か復帰してくることでしょう。ただ、今日のようなメンバーでも戦えるということを実感できました。また、気持ちを込めて戦ってくれた選手たちには敬意を表したいですし、感謝したいです。1日のオフを挟み、次のアウェイでの千葉戦に向けて、良い準備をするだけです。この5月は連戦続きですが、チーム一丸となって戦えるように、またチームをマネジメントしていきます。 --バスケス バイロン選手は今大会初のメンバー入りから最終盤に今大会初出場を果たしました。外国籍枠の関係でメンバーから漏れることもあった中で、(ACLEファイナルズが行われた)サウジアラビアには行けずとも、居残りのメンバーと一生懸命練習に励んでいる姿があったと聞いています。少しでもピッチに立ちたいという気持ちを見せていた中で、ネタ ラヴィがケガで離脱した関係も踏まえて、外国籍枠が空くため、バイロンに託したいという気持ちもありました。いざ試合に出てみると、あれだけのファン・サポーターの皆さんが待ち望んでいたとは正直ビックリしましたし、あれほど人気があるとは思わなかったですが、すごい歓声でした。 --中山 雄太選手がメンバーから外れていました。その理由は?ケガの部位や離脱期間の時期に関して詳細に触れることはできませんが、違和感があったようですし、診断結果待ちの面もあります。今後のことを考えると、ほかの若い選手を起用するプランもありましたし、疲労がかなり蓄積していることも踏まえて、1、2試合は休ませたほうが良いという判断です。ほかの選手たちもやる気がありますし、ちょっとした体の不具合が生じていたと言えます。なおケガに関しては、(前節・)鹿島戦で負ったものです。
横浜F・マリノス
監督
町田を想定して準備してきたものが出せなかったのは非常に残念です。それを出せなかった要因として、勇気を持ってプレーできる環境を作れなかった僕の責任だと感じています。前半は粘り強く0-0で折り返したあとの失点も含めて、甘さ、緩さが出た失点でした。ビハインドから盛り返す力が足りませんでした。 --「準備してきたもの」が分かりづらかったのですが、具体的に何を準備されたのでしょうか。サイドでの外し方、インサイドでの外し方などビルドアップのところで最終的に勇気を持てず、そこを使えませんでした。そこに出せる、受けるというアクションが出せなかった。細かくは申し上げられませんが、やろうとしていたプレーを出せませんでした。「相手がこう出てくるからこの選手がフリーになるよ」というアプローチはしたのですが、相手はメンバーを落としたとはいえ、洗練されたチームで層が厚いと感じました。 --後半はシュート2本に終わり、相手ゴールへの道筋が描けなかった印象です。特にハーフタイムではサイドからも中央からも、そこの人を使っていこうと伝えました。最初に申し上げたように、テンポが上がらず、勇気を持ってそこにボールをつけられなかった。1つつけていれば状況が変わったところで、勝負し切れなかったことが相手陣地に入れなかった要因だと感じています。 --2失点目の場面は藤尾 翔太選手をフリーにしてしまいました。(CKの守り方は)ゾーンディフェンスとマンツーマンの併用なので、マンツーマンでつく選手はいますが、フリーな選手もいるのは分かっていますし、当たり前のことです。だとしたらゾーンで守るのが基本となります。そこでブロックが入り、相手の質も高く上回られたと思います。細かな配置や、ボールへのチャレンジはよく振り返られていませんが、もちろん修正していかないといけません。
FC町田ゼルビア
FW 27
エリキ
--ゴール前の密集地帯でゴールを射抜いたシュートは、エリキ選手にしかできない芸当です。やはりお手本にしてきたロマーリオから学んだゴールだったのでしょうか。ロマーリオの名前を出していただくと、こうして鳥肌が立つほどです。私はロマーリオがアメリカワールドカップで優勝した翌日(1994年7月18日)に産まれたため、ロマーリオとの関係性に運命めいたものを感じています。ああいう瞬間は目を輝かせながらスキなく待ち構えています。シュートまでのプロセスは、ロマーリオがやっていたように、フットサルの足裏を使ったテクニックでボールを運ぶ形からシュートまで持ち込みました。決まって良かったです。 --古巣相手のゴールでしたが、開幕戦の対戦ではゴールセレブレーションを控えていた中で、今回は喜び方が違いました。開幕節での前回対戦の前には「サプライズがあるよ」と話していた中で2点を決めましたが、日産スタジアムでは喜び方を自粛しました。ただ今回は町田のホームゲームでしたし、皆さんの前で思い切り喜びたかったからそうしました。もちろん、マリノスに対して、リスペクトの気持ちを持っています。ただ、いまは町田の一員でいることを誇りに思いますし、ファン・サポーターの皆さんの声援に応えるゴールを決めることができて良かったです。
MF 39
バスケス バイロン
--交代出場でピッチに立つ際には、スタンドから大きな声援がありました。1年以上離脱していた選手がケガから復帰する際に送られるような大声援でした。ありがたかったですし、ビックリしました。試合後の締めのときには、黒田(剛)監督から「バイロンが“デビュー”なんで」とみんなの前で話すことを指名していただきましたが(笑)、ありがたくチームメートに感謝の気持ちを伝えました。外国籍枠の争いもある中でそれは決して言い訳にはできないですし、こうして試合に出るチャンスをいただけて、やはり試合に出てナンボだなと思いました。声援を聞いたときにグッとくるものがありました。ロッカールームに今季の僕のユニフォームが飾られているのを見て、このユニフォームを着る意味を感じることができました。もちろんこれで終わりではないですし、これからも試合に出て活躍したいです。百年構想リーグのプレーオフラウンドを含めて、あと6試合、何かを残して終わりたいです。 --試合後のゴール裏の前での『俺達の町田』の音頭を取った経緯は?サポーターの方から指名していただきました。何もしていないのに、「なんでだろう?」と思いましたが、ありがたく努めさせていただきました。