示した反発力。大観衆を熱狂させた大分
ロアッソ熊本
--個人的に意識したこと、できたことはどうでしたか。チャンスメークは今週意識していましたけど、あまりチャンスメークできず、オウンゴールになった1点だけしか絡めなかったので、点を取ることに関しては自分の責任かなと思います。 --積極的に背後を狙う意識もあったと思いますが、回数が足りなかったという印象ですか?そこは監督やコーチからもかなり言ってもらって、そこを突いていく意識はあったので、それが先制点につながったのは良かったと思います。 --2点目を取るという部分に関しては?最後の質がまだまだ足りずに、複数得点できなかったことが敗因だと思うので、そこをもっと意識して、攻撃陣は危機感を持ってやらなければいけないと思います。
--前半は失点ゼロで抑えて、良い流れだったと思いますが、ゲーム全体の守備について。相手の攻撃はセットプレーとカウンターだったので、そこは集中していなければいけなかったです。(前節・)栃木戦もセットプレーから2失点したので、今週の練習でもそこを意識してやってきて、前半は0-0で折り返しましたけど、自分たちで(ボールを)持つ時間が多かったので、点が取れなかったのはもったいなかったところはありました。 ゼロで折り返せば後半に良い入りができると思っていて、先制できたのですけど、その時間から少し、ポゼッションしてテンポを作っていく中で、相手と同じ土俵に上がってしまったかなとも少し感じています。最後にまたセットプレーから2失点して負けてしまったのは、自分たちの詰めの甘さを感じました。 --次節以降に向けて。もちろん後ろはゼロで抑えないといけないですけど、相手の攻撃をはねのけるというか、攻撃しても勝ち切れないなと心を折るぐらい点を取って、試合を決定づけるくらいにならないといけないと思います。
大分トリニータ
監督
今月のホームゲームは今日の熊本戦だけ。“バトル・オブ・九州”であり、お盆の連休の中、28,000人を超えるファン・サポーターの方々がお越しくださり、本当にわれわれに最後まで声援を送って一緒に戦い、勝ち運を届けてくれた。おかげで今日の熊本戦は劇的勝利を得られたと思う。ホームで久しぶりの勝利であり、こうしてたくさんの人が来場してくださっている中で勝点3を取れたことが本当にうれしく、ホッとしている。ただ、熊本さんも2,000人を超えるサポーターにお越しいただき、本当に素晴らしい雰囲気を作っていただいた。“九州ダービー”ということでお互いに負けられないゲームだったと思うし、熊本さんも素晴らしいフットボールをしている中で、対戦にはすごく難しさがあった。 試合は2-1で勝つことができたが、どちらに転んでもおかしくないような内容だった。先制された中、熊本さんが次の1点を取っていれば、ひっくり返すのは難しい状況になっていたかもしれない。そこをなんとかしのぎ、いまわれわれはなかなか得点を挙げられていない中で、セットプレーで2発入れることができて、それが勝点3につながった。試合前から熊本さんはセットプレーで少しウィークなところがあるというのは選手も重々分かっていて、セットプレーの狙いもヘッドコーチの竹中(穣)がいろんな試行錯誤をして選手に伝え、選手がよく迫力を持って取ってくれたと思う。2点目もペレイラの1つのアイディアだったが、それまでの折り返しや高さを生かすことができて、得点につなげられたことが本当に良かった。 ゲーム内容としても、熊本さんのボールの動かしはうまさがあるし、非常にイヤな立ち位置を取って、相手の背中をテンポよく突いて攻めてくる。そしてドリブルでの仕掛けもあり、怖さがあって対応が難しかったと思う。立ち上がりも何度かピンチがあったし、後半も点を取られたあとに二度ほど相手の決定機があったあと、なんとか体を張ったり少しのシュートミスに助けられたりして、本当に今日のゲームは運があったなと思う。 まだまだわれわれの強さというところにはつながっていないかもしれないが、こういうきっ抗したゲームをしぶとく勝利につなげ、また自信をつけながら、自分たちが目指したいフットボールを、90分の中で体現できるようにしていきたい。次の愛媛戦はアウェイだが、また勝って喜び合えるように、そして勝点を積み上げて自分たちの目標を少しでも達成できる可能性を高められるように、しっかりと準備していきたい。
ロアッソ熊本
監督
たくさんのサポーターが来てくれたんですけれど、逆転という形でひっくり返されて負けたのは非常に残念で、悔しい気持ちでいっぱいです。ゲームとしたら、わりとうまく立ち上がれたと思うのですが、最後は押し込まれて、セットプレーから2本取られてしまったという形です。 --立ち上がりから悪くなかったという点ですが、守備の部分ではセカンドボールの回収や気迫を感じられるプレーも多かったと思います。失点するまでの評価は?特に前半は良かったと思います。しっかり前からプレッシャーを掛けて、ボールを奪おうとする場面がありました。そんなに大きな問題はなかったです。 --先制後、本来ならもっと高いところでボールを握りたかったと思いますが、終盤に相手に押し込まれた要因は?相手もメンバーを代えてパワーアップしてきて、セットプレーが多かったですし、こっちもそれに負けないようにと思ったんですが、なかなかうまくいきませんでした。
大分トリニータ
DF 31
ペレイラ
--自身のゴールシーンは見事なヒールシュートでした。後ろに目がついているのでしょうか。何が起きたのか分からない(笑)。本当に思い切って入れた。ほかに選択肢がなかった。 --大事な試合で最後に決勝ゴールを決めました。得点を決めたのは久しぶりでは?今季初ゴールだった。最近、奥さんに毎日うるさいくらいに「そろそろ点を決めたほうがいいんじゃないの?」と言われていた(笑)。今日はブラジルでは『父の日』。その日に自分が点を決めることができて、家族も自慢できるし、とても幸せな日になった。
MF 26
保田 堅心
--CKを直接決めた同点ゴールは狙っていましたか?狙いどおりのボールで、入って良かった。今日は高さで分があったし(空中戦に強い)伊佐(耕平)くんとかも入っていたので、事故が起きることも狙いながら、密集に向けて蹴るプランを増やしていた。それまでも2本くらい密集に向けて上げていたのだが、フワッと上げると相手GKにパンチングされていたので、ちょっと速いボールを入れようと球質を変えたら入った。 --自身のストロングポイントが存分に出た試合だったのでは?今日はマンツーマンで来る相手なので、自分の良さが出るゲームになると分かっていた。