現在6勝10分9敗の勝点28で15位の大分は、横浜FMから育成型期限付き移籍で吉田 真那斗を、町田より期限付き移籍で髙橋 大悟を加え、負傷から復帰したメンバーたちも組み込んで戦術を再確認して前節の山口戦に臨んだが、蒸し暑さと荒れたピッチコンディションに苦戦。準備してきたものを出せずにふがいない内容と結果で敗れている。
今節はそこからのリバウンドパワーが問われる大事な一戦。特にクラブが総力を挙げて2万人の集客プロジェクトを仕掛ける試合だけに、その期待に応えるプレーを披露したいところ。熊本の流麗なパスワークを遮断しながら攻撃へと切り替えてゴールネットを揺らせるか。現在抱えている得点力不足という課題を克服し、ホームでサポーターと歓喜を分かち合いたい。
7勝6分12敗の勝点27で16位の熊本としては、勝点1差の大分と順位を入れ替えるためにも勝利が欲しい。この夏には道脇 豊をはじめ5名の選手がチームを離れた一方で、G大阪から育成型期限付き移籍で唐山 翔自を、札幌から期限付き移籍で岡田 大和を獲得。前節はホームに19位に栃木を迎え、相手のコンパクトな攻守に手こずりながらも徐々に得意のパスワークで流れを引き寄せるが、最後まで相手の堅守をこじ開け切れずに敗戦を喫した。
大分も熊本も、前節は前半の失点とセットプレーでのダメ押し点により0-2で苦杯をなめている。
攻撃志向を打ち出すチーム同士の対戦。ゴールネットを揺らして苦しい現状を打開するのはどちらか。譲れない戦いが繰り広げられる。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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