ホーム開幕戦となった前節・山形戦で勝利を挙げた水戸。「少し臆病になってしまった」と森 直樹監督が振り返ったように、前々節・磐田戦(2●3)では若い選手たちが開幕戦独特の雰囲気に呑まれて本来の力を出し切れなかったが、前節は水戸らしいアグレッシブな姿勢を貫くことができた。勢いのあるハイプレスでボール奪取を繰り返し、果敢にゴールに迫って主導権を握った。そして、28分に
津久井 匠海が先制ゴールを奪い、その1点を守り切って白星をつかむことができた。その勢いに乗って今節に挑む。
連勝するために「継続ではダメ」と森 直樹監督が言い切るように、前節以上のパワーを発揮することが求められる。よりアグレッシブに、よりタイトに、より泥臭く戦う姿勢を出すことが2連勝の条件となるだろう。また、前節で課題となった2点目、3点目を奪う力も見せたいところだ。ここ2シーズンは下位に低迷したが、昨季までの悪い流れを断ち切るためにも、シーズン序盤に連勝を収めて上昇気流に乗っていきたい。
一方、開幕2連敗中の愛媛からすればアウェイゲームとはいえ、今節はなんとしても勝利をつかみたい試合となる。2試合とも決して内容が悪かったわけではない。今度こそ、自分たちの流れの時間帯で点を取り切り、優位に試合を進めたいところだ。そんな中、新加入のブラジル国籍ストライカー・
アルトゥール ヴィアナが今節から出場可能となる。開幕から結果が出ていないチームの救世主として期待がかかる。
勝利を手にするのは、勢いに乗りたい水戸か、悪い流れを断ち切りたい愛媛か。
[ 文:佐藤 拓也 ]