今治は明治安田J2第15節・千葉戦からの8戦未勝利を経て、ここに来て2連勝。過酷さを極める夏場の戦いにも、「夏場で90分間ハードワークするのは難しいことだが、選手のマインドは良い。体は動いている」(倉石 圭二監督)と持ち前のハードワークを武器に好調へ転じようとしている。
今治はこの夏のタイミングでの補強こそいまのところないが、開幕前から長期離脱を強いられていた
梶浦 勇輝が前節・大分戦で今季初出場。2列目から攻守でスイッチを入れる今季のキーマンと目される存在なだけに、チームにとっては大きな明るい材料となるだろう。
その復帰に呼応するように、前節では2列目の
新井 光が鮮やかなゴールを決めた。個の能力に長けたブラジル国籍FWにフォーカスされてきた攻撃面に新たな武器が加わろうとしている。
一方の熊本は前節、ホームに首位・水戸を迎えた。前半でリードを許す展開となるも、後半からギアを上げて反撃を開始すると、
古長谷 千博、
岩下 航の得点で逆転に成功し、水戸に16戦ぶりの土をつける金星。それと同時に順位も降格圏から脱出した。
今節は、今季ここまでチーム最多の9得点を挙げている
塩浜 遼が出場停止となる痛手を背負うが、下位グループから抜け出るためにも前節で得た勢いは持続させたいところ。今治との前回対戦ではウノゼロで苦杯をなめただけに、戦うモチベーションは高まっているはずだ。
[ 文:松本 隆志 ]