リーグ後半戦の成績を比較すれば、いわきは3勝2分2敗、大分は2分5敗といわきが優勢。ただ、13位・いわきと16位・大分の勝点差は『2』。今節は互いにとって浮上に向けた“シックスポイントマッチ”だ。
いわきは前節、山形に0-1で敗れて5試合ぶりの黒星。内容面では特別劣っていたわけではないが、最後の質や勝負どころで差が生じてしまった。今節はその敗戦を引きずることなく、90分間運動量を落とさずに相手を上回って勝利を収めたい。
今節は大分から期限付き移籍で在籍する
キム ヒョンウが契約上出場できない。システムを変えることは戦術の構造上難しいため、今節も2トップの布陣で臨む可能性が高い。
熊田 直紀が明治安田J2第10節・富山戦から先発出場を続ける中で、FWのもう1枠を誰がつかむのか。いわきの今節の注目ポイントだ。
大分は片野坂 知宏監督との契約を双方合意の下、8月18日付けで解除。後任にはヘッドコーチを務めていた竹中 穣氏が就任した。第14節・山形戦に敗れてから緩やかに順位を落としていき、現在9試合勝利なし。不振に陥り、クラブは残留に向けて大きな選択をした。
追い風にしたいデータを挙げると、大分はいわきとのアウェイ戦で過去2戦2勝と好相性。また、昨季も9試合勝利なしの時期にいわきとアウェイで対戦し、1-0で勝利して未勝利の流れに終止符を打った。新体制となって間もない中、昨季同様にこの試合で逆境を乗り越えることができるか。
[ 文:柿崎 優成 ]