2026/5/31 (日) 14:00 KO
プレーオフラウンド 33-36位決定戦 第1戦
FC今治
今治
1
-2
FC琉球
琉球
入場者数: 4,275人
天候: 晴れ|気温: 31℃|湿度: 36%
幸先は良かったが……。今治、またもホームで悔しい結果に
FC琉球
--立ち上がりに失点を喫するも、そこから落ち着いて立て直し、逆転勝利を収めた。このチームは立ち上がりに失点をするとズルズルいって負けてしまう試合が多い中、今日は失点したあとも取り返すという気持ちがみんなから見えたと思います。 相手のプレッシャーが最初は強く来ていて、みんなちょっとビビっていたというか、少し臆したところがありましたが、慌てなければつなげるという周りの声があった中、みんな自信を持ち直して、自分たちらしいサッカーが展開できたかなと思います。 --後半はよりプレーが積極的になった印象だった。前半シュートが2本だった中、やはりシュートを打たないと勝てないので、もっと足を振っていこうということを意識した結果がああいう得点につながったのかなと思います。 --自身の得点はしっかりボールをつないで崩すチームの強みが出ていた。あの得点の場面はトミさん(富所 悠)がすべてだったと思います。トミさんが(曽田)一騎くんに出した時点で3対2の構図ができていて、あとは自分が背後でボールをもらうだけでした。そこで一騎くんが良いボールをくれて、しっかり冷静に決めることができました。 --2点目の場面も自身のCKからデザインされた形だった。チームとして狙っていた形でした。自分のキックの質ですべてが決まると思っていましたし、自分のキックからああいう形で得点が生まれたことは良かったです。
--自身のアシストから同点ゴールが生まれた。ビルドアップからチャンスができ、最初は井堀(二昭)選手に足元へのパスを出そうとしましたけど、相手ディフェンスの体の向きを見て背後へ出したほうがチャンスになると思って出したら、井堀選手がしっかり決め切ってくれました。セットプレーからの(2点目の)得点はデザインしたところがそのまま出た良いゴールだったと思います。 --ピッチ上の気温も上がっていた中、ボールを保持して体力的にも優位な形で試合を進められた。ウチがボールを持てていたし、相手を自分たちより走らせられていたのもあり、向こうは足をつっている選手もいてキツそうに見えました。(今治は)どこで守備のスイッチを入れたらいいのか定まっていない感じもあり、そこでよりチャンスを作れるようになったのかなと思います。 --後半は攻撃で縦への推進力も増した。ハーフタイムで話していたのは、一発背後も狙っていこうと。そこで背後を取れる場面もありましたし、つなぐだけではなく、よりゴールへ向かう意識も出せていたと思います。それも結果につながったのかなと思います。 --自身のところでも決定機があった。自分のところでも得点を取りたいと思っていて、そこでチャンスもありましたから決め切りたかったですけど、それでもチームとしてしっかり得点を奪えました。いまの琉球の課題としては得点が少ないこと。今日は複数得点を取れましたし、逆転という良い勝ち方ができたので、次戦に向けて良い形をつなげられたのかなと思います。
FC今治
監督
(J2・J3百年構想プレーオフラウンド第2戦もホームゲームとなる可能性はあるが)ホーム最終戦という位置づけの中、多くのサポーターに歓喜する姿を届けられませんでした。みんなで気持ちのこもったプレーをしよう。そんな中でスタートしました。選手の思いは最初から入っていて、先制点が生まれ、そのあとのゲーム運びがうまくいかず、後半に安易な失点を繰り返してしまいました。チャンスはありましたけど、最終的には得点を奪えませんでした。私自身の力のなさを感じております。 選手一人ひとりを見ると、成長している選手も、まだまだこれからの選手もいると思うので、1つのきっかけ(が必要)。負けを受け入れる中、何が足りないのか明確にし、残り1試合を頑張りたいと思います。 --ハーフタイムではどのような指示を出したか。継続していく中、奪うところをみんなで共有して一気に行こうということは伝えましたが、それが雑になってしまったことで相手の攻撃をやりやすくしてしまった感じだと思います。 --SBの背後を狙われる場面が多くなっている。どう受け止めているか。(サイドへ)振られる以前にもっと振らせないような守備をこちらは要求していたんですけど、そこがうまくハマらなかった感じですね。ボールサイドに相手を誘導して、そのゾーンで奪い取ろうとしましたが、それがうまくいかなかった。
FC琉球
監督
立ち上がりにセットプレーから失点してリズムを崩しかけたところで、選手たちは勇気を持って自分たちのサッカーを貫いてくれたのではないかなと思っています。 攻撃だけでなく、ボールを失ったあとの切り替え、リスクマネジメントを含め、このハーフシーズンで積み上げてきたものもきっちり前半で出してくれたと思っています。相手はイヤがっていると感じたので、ハーフタイムにこのまま緩めずに、自分たちがやり続けてこじ開けるところまでやろうという話を選手にし、それをやり切ってくれたと思います。 交代選手も含めた全員が勝利に向けて全力を尽くしてくれたと思います。 --立ち上がり、今治の強度の高いプレーに苦しめられたが、前半のうちに立て直せた。このハーフシーズン、J2チームと対戦する機会がありがたくあり、そういった強度はJ3を上回るものがある中、ある程度それを想定して試合に入りましたけど、あの強度は想像以上に強かったと思いました。 ただ、そこでやめるのではなく、選手たちはそこに順応しながら自分たちのサッカーを貫きました。相手が前から来ているのであれば、背後や対角に飛ばしたりしようとした。1つにこだわるのではなく、あくまでゴールに向かってどう行けるか。そこを90分間通して表現してくれたと思います。 --後半から攻勢を強めて逆転まで持っていけた要因は?まずは、やはりやり切ろうというところですね。ボールは持てていて押し込んではいるけど、やはり最後のところで足を振れない、クロスが入れられないというところが前半はあったので、どこのスペースが空いているのか、幅を使いながら、相手が広がったところでさらにそこから背後を取っていこうと。そういった攻撃を見せながらも、中央が空いたら必ずそこから行くぞというところのメリハリ。それを選手たちがゲームの中できっちり認識しながらプレーできたと思います。
FC今治
DF 29
丸山 大和
--プロ初得点を決めた気持ちは?左足で初めて得点を決めたんですけど、プロ初ゴールということで、ファンの方に僕の強みであるセットプレーから点を取れるという姿を見せられたのかなと思います。 --良い形で先制するも、前回のホームゲーム同様、リードをしてからの試合運びに課題が残った。今日は相手にボールを持たれる時間が長い試合になったんですけど、相手のビルドアップに対してどういう守備をするかなど、もっとチームですり合わせる必要があると思います。あれだけボールを持たれていたらいつか失点するだろうという感じもありましたし、相手が余裕を持ってプレーすることでストレスを与えられ続けていました。 --気温が上がる中でボールを相手に持たれ、体力的にも厳しさがあった。暑い中でもチームで声をかけ合い、スライドのところなどをピッチ内でもっとコミュニケーションがとれていたら失点も減っていくだろうし、先制してからも2点目、3点目と追加点を取れるようになっていかなければ難しくなると感じています。 --J2・J3百年構想プレーオフラウンド第2戦に向けての意気込みは?今季なかなか勝てない試合が続いているので、最後は勝って終われるようにしたいです。新シーズンにつなげることもそうですけど、やはり勝って終わるということが大事。今までの結果は取り返せないものですけど、まず次は勝つというところをつかむことで、良い収穫として新シーズンを迎えられると感じています。しっかり勝てるように1週間準備していきたいです。
MF 8
駒井 善成
--良い試合の入りができていただけに悔しい逆転負けとなった。試合の入りは良い形で圧力を掛けてセットプレーの流れから点が取れましたけど、そこからは相手にボールを握られて、間を割られる場面も多くありました。そんな中でもショートカウンターを繰り出せていたので、そこで仕留め切れなかったことが一番もったいなかったことだと思います。2点、3点とショートカウンターから奪うチャンスをみすみす逃してしまったところが今日の敗戦につながってしまった印象です。 --立ち上がりに強度を高めて一気に圧力を掛けたところはチームの狙いとしてあったのか。そうですね。監督からも最初から全力で圧を掛けていこうというゲームプランがありました。そういうところでうまく試合には入れたのですが、(相手の)シャドーの選手を誰がつかみにいくのかなど、問題点がいくつかあったので、それらは修正しなければいけないポイントでした。 --相手にボールを握られる中、思うように守備もハマらなかった。相手がウチの2トップに対し、3センターとボランチでボールを出し入れしながら前進される場面はありましたけど、そこはあえてやらせておいて、最後のところで守り切ればいいというゲームプランに切り替えました。なおかつ、相手の10番の選手(富所 悠)が下りてきたところではウチの右サイドがなかなかハマらなかったので、左サイドでハメにいくゲームプランに変えて修正できたところはありました。でも、そこに至るまでにちょっと時間がかかり過ぎたところは自分たちが反省すべきポイントだったと思います。 --リードをしてからのゲーム運びに課題が残った。相手がボールを握ってくるタイプのチームだったので、相手にボールを持たせ、自分たちの狙いを持った守備からショートカウンターを狙うゲームプランはある程度遂行できたのですけど、やはりそこで仕留め切れなかったことが一番痛かったです。個人のところのクオリティーもあると思うので、一人ひとりがレベルアップしていかなければいけないと感じています。