全40チームで争われてきた明治安田J2・J3百年構想リーグも、いよいよ最後の一戦を迎える。岐阜が臨むのは、21-22位を決める鳥取との一戦。単なる順位決定戦ではなく、来季の戦いにつながる重要な意味を持つゲームとなりそうだ。
岐阜はプレーオフラウンド第1戦で群馬を1-0で撃破。今季7得点を挙げている
川本 梨誉や、17試合で先発フル出場した
羽田 健人ら主力を欠く中で、
文 仁柱の豪快なミドルシュートによる1点を守り切り、21-22位決定戦へコマを進めた。
特にポジティブな材料となったのが守備だ。石丸 清隆監督も「失点ゼロで抑えたのはひさびさだったので、選手にとって自信になったかなと思います」と振り返ったように、プレーオフラウンド第1戦は6試合ぶりのクリーンシート。その間は全試合で2失点以上を喫していただけに、大きな収穫となった。公式戦で初めてCBコンビを組んだ
甲斐 健太郎と
湯岑 滉生も、それぞれの持ち味を発揮。地域リーグラウンド最終節・相模原戦で7得点を奪った群馬の攻撃陣を封じ込めた。
プレーオフラウンド第2戦も、その守備を継続できるかが大きなポイントになる。前線からのアグレッシブな守備と素早い攻守の切り替えで最終ラインをサポートし、良い守備から良い攻撃へとつなげたい。
一方の鳥取は、シーズン後半戦に調子を上げてきたチームだ。プレーオフラウンド第1戦は金沢と対戦し、立ち上がりに先制点を奪うと、主導権を握って3-1で勝利。若いチームらしく勢いに乗れば一気に畳みかける攻撃力を備えており、先制点の行方が勝敗を左右することになりそうだ。
1つでも上の順位でフィニッシュしたいのはもちろんのこと、両チームの大目標は来季のJ2昇格。勝利とポジティブなイメージを手にしてシーズンを終えたい。
[ 文:斎藤 孝一 ]