よもやの失点シーンは、後半10分。右サイドでオコロの縦パスをクダイシが下小鶴をかわして低いクロス。オコロにフリーで詰められ、左足でゴール左へ流し込まれた。
「負ける相手ではない」。上田監督は大会前から言い続けてきた。映像などの情報を分析した上でのこと。選手たちも一様に自信めいた言葉を口にしていたが、試合が終わってみれば、やや慢心したのではなかったか。
立ち上がりから、最近戦ってきた相手とは明らかに異質の違いに苦しめられた。身体能力の差ともいうべきスピードの違いや球際の強さ。足元の技術が稚拙でなかったら、と思われる場面が何度も続いた。
ビデオだけでは分からない相手の迫力。加えて、日本にも初戦のスウェーデン戦のように、すべてを懸けて戦う意気込みを欠いていた。リズムをつかみかけた前半17分すぎに、攻守の要の宮本がケガで退場したのは痛かったが、敗因をそこだけには求められない。
幸いというか、F組の中国が引き分け、1次リーグの突破は決まった。準々決勝の相手がどこになるかはまだ分からないが、準備期間は5日間。もう一度、初心に戻って「なでしこ」の気迫をぶつけたい。(アテネ時事)
以上
[時事通信社]
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