三浦知良選手の移籍に関するリリース
・神戸
・横浜FC
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●三浦知良選手
Q:まず、率直に移籍を決断した理由を。
「今の自分のヴィッセル神戸での状況もありますけど、横浜FCの熱意をすごく感じましたし、自分のサッカー人生ですからね。自分を高めていくために、自分が今何をすべきかをいろんな角度から考えて横浜FCにいくことを決断しました」
Q:神戸を去るということに対しての率直な思いを聞かせて下さい。
「個人的に、ヴィッセル神戸、また、この神戸市に4年半お世話になって、僕はこれまでも海外も含めていろんなところを移籍してきたが、特にこの神戸の街を去るということは、すごく愛着があるだけに自分自身、辛いことでもあります。サポーターの皆さんもそうだし、街を歩いていても激励の言葉をいつもいただいて、それが僕の活力になりましたし、自分がサッカーを続けている中で、皆さんからすごく勇気をもらっていたのでね。そういう意味で、神戸から去るということは、僕にとっては自分のサッカー人生の中でも、いろんなところを移籍を経験して来た中でも辛いというか、残念でもあるし、そのへんは、すごくいろんなことを考えされらるものはあった。ただ、1人のプロサッカープレーヤーとしてサッカーを極めていく中で、サッカーにはいろんなことが起きますから、 こうやって移籍していくことは決して珍しいことではないし、自分自身が決断をして、前を向いて進んでいくことを決めたわけですから、本当に先を見てやっていきたいと思います。でも、ヴィッセル神戸を含め、神戸には感謝しています」
Q:長いサッカー人生の中で神戸にいた4年半を振り返って。
「神戸に移籍して来たのが34才で、そこから何年できるかを考えながらやってきて、当時、34という年齢は、既にベテランの中のベテランという年齢でした。そこから35、36、37、38才となり…まあ、若い時にベンチに座る、ベンチ外というのは、また、いろんなことが起きたとしても、わりとこう…若さゆえにイライラすることはあっても、まだ時間が残されていることもあって焦りはないんです。けれど、この年になるとやはり試合に出れなかったりすると、焦りも不安も頭を過ることもあった。そういうことも含めて、今回サテライトで若い選手と一緒にやって、自分が若い選手から学ぶこともすごく多かったですよね。
この1ヶ月はじめて試合に出れなかった訳ではなく、これまでも何回かゲームに出れない時期というのはこれまでもありました。その時も自分が何をすべきか、このクラブ、チームメイトに対して、自分が何を示していかなければいけないかを常に考えてやっていました。ですので成績ということでは、本当に満足がいくのではなかったけれども、個人としては本当に勉強になりましたし、いい時期も、悪い時期も、吸収するものが多かった、人間的にも大きくなれた4年半だったと思います」
Q:いくつかのオファーの中で横浜FCのオファーを受けた理由は?
「いつでもチームを選択する時は自分の感覚というものを大事にしていますし、あとは、どこのチームが一番最初に自分に声を掛けてくれたか、熱意があったかということを考えていています。もちろん、どのチームも誘ってくれる時は熱意はあるんだろうけれども、その中でも横浜FCが僕に対して熱意だとか、僕に求める役割、期待などが明白だったので」
Q:戦う場所がJ2ということについては。
「J1、J2というカテゴリーが存在するということはレベルの違いが確かにあると思いますが、自分が戦う中で、自分が目標をしっかりもっていればどの舞台であっても変わらないと思っています。今横浜FCが目指すものというものがしっかりしていれば、チームのビジョン、そして僕が目指すものというのがしっかりしていればどの舞台であっても、やっていけると思います」
Q:26日にボルトン戦でファンに挨拶することになるようですが、何を伝えたい?
「僕はサポーターに対しては、本当に感謝の気持ちを示したいという思いがあって、クラブと話し合った結果、そういう舞台をいただいたので。さっきパベル監督とも話をして、ボルトン戦はきっちり、ファンの前でできるようにすると言われたので、しっかりそこに向けて準備をして、最後…といっても別に終わるわけじゃないですけど(笑)。ヴィッセル神戸のユニフォームを着てプレーをするのは最後だと思いますので、しっかり戦って終えたいと思います」
Q:改めて神戸へのメッセージを。
「本当に神戸にいて、サポーターをはじめ、市民の皆さんに応援されているという気持ちが僕にはいつも伝わってきていました。そういう人たちに僕自身がいつも勇気をもらっていたからこそ、これまで4年半やってこれましたし、これからも一生懸命にサッカーをやっていきます。チームは変わりますが、 サッカーをやっていく仲間やサポーターというのは、これからも一緒に進んでいくと思っていますので。本当に4年半ありがとうございました。感謝しています」
<質疑応答>
Q:ヴィッセル神戸は現在最下位低迷する中で移籍するということになるが、その成績はやはり気になるか?
「そうですね。成績についてはやはり気になります。こういう成績になってしまったというのは本当に…僕はここ5ゲーム試合に出ていませんが、その前の12試合にはすべて先発で使われていて、その中でチームとしての結果が出なかった。そういう意味ではこの位置にいるという成績は気掛かりでもあります」
Q:可能性を試したいと言っていたが、今の具体的な目標は?
「目標というのはいろいろあると思うんですけど、今は横浜FCに行って、チームが今11位とJ2でも下の順位の方にいるので、その順位を少しでも上げられるように協力していきたい。その中で1ゲームでも試合に出て、1試合でも多く勝利に導くことが目標です」
Q:J1でまた神戸と戦いたいという気持ちはあるか?
「もしそういう舞台でやれたら、それはそれで本当に最高だと思います。でも早く昇格しないと、僕にはあまり時間がないのでね(笑)。早くJ1にあがらないとね」
Q:改めて今、ご自身が神戸に遺せたものは何だと思いますか?
「なかなか、もし僕が自身ももっとゴールを挙げれていたとか、1つでもタイトルをとるとか、そういった形に残るものがあれば言葉にしやすいんですけど。ただ、そういうものがあったとしても、実際に遺せたものはなんだろうって考えた時に、タイトルとかそういうものも自分がいなくなったら薄れていってしまうものでもあります。その中で遺せたものは何だろうと考えた時に、それは形では表現できないものじゃないかと思いますね。1つ1つグラウンドにたって、 表現してきたことが全てだと思うし、その中で僕は常に一生懸命追い込んでやってきたつもりです。そういう形に見えない精神みたいなものが、ひとり1人の選手、サポーターも含めて、そういう中で何かが生き続けていたとしたら、それが遺せたものなのかなっていうのは思います。ただ、やはりハッキリとした言葉では表現出来ないと思います」
Q:神戸での4年半の中で印象に残ったゲーム、シーズンがあれば教えて下さい。
「ゲームというと、1年目の最終節の横浜FM戦。ウイングスタジアムのこけら落としの試合が印象に残っています。あと、シーズンでいえば、去年、残留争いの渦中に監督が代わって、残り8ゲームの中で結果を残さなければいけない状況の中で先発で起用されて、そこから5勝して、残留して、その中で自分が闘えたという意味で、その8試合とシーズンが印象に残っています」
Q:登録ができれば、すぐにでも試合に出るということになるのでしょうか?
「どうですかね。もう少しトレーニングした方がいいのかな、とは思いますね。この時期なのでね、非常に難しいところというか…試合に出ていないと、連戦だっただけに、残っている僕らのトレーニング量が少なくなってしまっていたので、全体的でやるトレーニングももっとした方がいいと思うし、基礎のトレーニングもした方がいいと思うので。ただ、ボルトンFC戦に出て1試合出るようなことがあれば、自分自身の体調としても良くなると思うので、それに出れればいけるかなとも思います」
Q:常に日本代表ということを意識された発言をしてこられましたが、それについては。
「日本代表へのスタンスは変わらない。ただヴィッセルでゲームに出ていない状況というのはやはり良くないと思いますし、やはり一番求められているのはチームのでの結果だと思うので、それは第一に考えないといけないと思います。でも、代表への思いはどこにいっても持っているし、永遠に変わらないと思う。 選ぶ、選ばないは僕の問題じゃないですから。僕自身はそういうものを求めてやっていきたいと思います」
Q:神戸を去られますが。ファンの人たちに今どういう言葉をかけたいですか。
「本当に厳しい状況が、この先も続くと思うが、サッカーというのは本当に何が起きるか分からない。もちろん、いいことばかりが起きるわけじゃないし、こういうことが起きるとどうしても、頭を下げがちです。でもサッカーは続きますし、そういう歴史を積み重ねて、僕がここから違うチームにいって、また誰かが入ってきて…またそうやってクラブチームと言うのは育っていくと思います。だから、こういう今の状況を乗り越えていくことで、また新しいクラブの歴史が始まると思います。それは本当に万が一J2に落ちたり、J1に残っても、そういう歴史を積み重ねて神戸から愛されるクラブチームになっていくし、なくてはならない、存在になっていくと思います。そういう意味ではサッカーをみんな愛していって欲しいなと思います」
以上
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