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【J2日記】C大阪:もっと長居へ!生でC大阪のサッカーを感じてください!(09.06.17)

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(C)J's GOAL

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 先日の第21節、富山戦は、本当に悔しい結果に終わりました。前半で2人も退場者を出したにもかかわらず、香川真司選手、乾貴士選手を筆頭に、だれもが最後まで走り続け、数的不利を跳ね返す内容を残し、2点のビハインドから同点に追い付いたのですが…。最後はアウェイでも勝ちに来た富山の意地にやられたという感じです。

 ただ、スタジアムに集まったC大阪サポーターは、万来の拍手で選手たちを讃えていました。確かにホームで勝てなかったことは、J1復帰に向けてマイナスなのですが、あきらめることなく戦い続けた勇姿は、今後につながるはず。おそらく、誰もがそう思ったからこそ、ブーイングではなく、エールを送ったんだと思います。選手たちは皆、試合後、一様に悔しさをにじませていました。この屈辱を、次につなげなければ、この試合の意味はありません。それを自覚して、戦い続けてほしいものです。

 さて、C大阪はここまで11試合のホームゲームを行いました。そのなかで、今、痛切に悔しく思うことがあります。それは、入場者数の少なさです!

 C大阪のホーム平均入場者数は、6,730人。これは札幌、仙台、甲府、福岡に次いで、J2リーグで5番目なのですが、47,000人収容の長居スタジアムで、その7分の1程度しか埋まらないというのは、なんとも寂しい限り。しかも、今季1万人を超えたのは、ゴールデンウィーク序盤の4月29日に行われた第11節横浜FC戦のみ(10,125人)。2番目が先日の富山戦の8,403人でした。まだ第2クール前半とはいえ、J1を目指すチームとしてこの数字は、どうにかしたいものです。

 確かに、関西はプロ野球の阪神タイガースの人気がものすごいため、他のチームやスポーツに関心が行き届かないという土地柄でもあります。この前、大阪でタクシーの運転手さんにも「甲子園はいっつも満員やし、阪神はすぐテレビでも見てまうからね。でも、C大阪とか、あまりようわからん」と言われてしまいましたし。

 ただ、そこは「友達でも家族でも、そばにいる人たちを誘ってスタジアムに来てほしい」と羽田憲司主将も言うように、とにかくJ's GOAL読者が一人でも多く、周囲を巻き込んで長居スタジアムでのC大阪戦に駆けつけてほしいというのが、率直な願いです。

 今季のC大阪は、「生で観戦したほうがいい」と胸を張って言えるくらい、面白く、見ごたえのあるサッカーをしています。それは、ここまでの成績で証明済み。C大阪の持ち味である攻撃力は、香川選手、乾選手を中心に44得点を叩き出し、破壊力を増しています。守備も粘り強さが出てきて、ここまで大崩れするようなことはありませんでした。試合後半になると、精神的支柱であるFW西澤明訓選手が、さらなる活力をチームに与えてくれます。特に長居スタジアムでのホームゲームでは「絶対負けられない。常に勝利をサポーターにプレゼントしなければならない」と、レヴィークルピ監督もずっと言い続けています。その意識は、いまやチーム全体に深く浸透しています。

 サッカー以外でも、「大阪らしさを追求したい」というクラブスタッフの努力のもと、スタジアムには楽しみがたくさんあります。特に目を見張るのは『食』。スタジアム特設フードパークは、昨シーズンからさらにグレードアップし、美味しい逸品が揃いました。焼きたてメロンパンをはじめ、ホルモン丼、焼肉丼、オムライス、いかやき、たい焼き、かつめし、うどん、そしてスイーツまで。これらを食い尽くすだけでも、スタジアムに来る醍醐味を味わえます。味については、サポーターだけでなく、J's GOAL編集部スタッフのKさんをはじめ、アウェイの担当記者さんからもお墨付きをいただいております(ちなみに、私のイチオシは「mobile kitchen 食う快(くうかい)」さんのセレッソ大阪限定!!さくら卵釜玉明太うどんです!)。

 そのほか、ファンサービス旺盛なマスコットのロビー、いつも素晴らしいボイスを聞かせてくれるスタジアムDJなど、まだまだ紹介しきれないことはたくさんあります。でも、忘れてはならないのはC大阪サポーターの声援のすばらしさ。長居スタジアムの屋根と反響して、そのダイナミックな声援の力強さに、何度鳥肌が立ったことか。「ディフェンスでボールを取ったときにあの声援をもらうと、『やったぜ!』っていう感じになる」(黒木聖仁選手)、「応援の声は自分たちにも聞こえている。すごく力になるし、名前とか呼ばれただけでもうれしい」(小松塁選手)など、選手たちも熱い応援に相当支えられています。

 ただ、その数がもっと多ければ多いほど、力が湧き出るというもの。ぜひ今後、後半戦にかけて、長居スタジアムに大勢のサポーターが集まってほしいものです。なんてったって、C大阪は「調子乗り世代」と言われる若手が多いですし。それに、香川選手、乾選手、西澤選手、マルチネス選手らのプレーは、見ておかないと損だと思えますよ、ホントに。

 7月には仙台(7/5@長居)、湘南(7/12@長居)との上位直接対決も控えています。C大阪はこの2試合を「J1を懸けたガチンコ対決」と題して、2試合をセットにしたJ史上初のポスター型「ガチ!チケット」を発売するなど、気合も十分。ぜひ、この機会に、一度長居に足を運んでください! 選手たちは決してサポーターに後悔させない試合を見せてくれるはずです!

以上

☆「ガチ!チケット」の詳細は【こちら】をご覧ください
【J2日記】のバックナンバーはこちら

2009.06.17 Reported by 前田敏勝
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