7月28日（水） 2010 J1リーグ戦 第15節
Ｆ東京 1 - 1 磐田　（19:04／国立／26,534人）
得点者：47' 大黒将志（Ｆ東京）、51' オウンゴ−ル（磐田）
スカパー！再放送 Ch181 7/30（金）後10:00〜
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●柳下正明監督（磐田）：

「この内容で勝点３が取れなくて残念。アウェイですし、前節、２−０から２−３に逆転されたということを考えれば、勝点１でも取れたので良しとしたい。
選手たちは前半から非常にアグレッシブにプレーしてくれたし、落ち着いてボールを動かして何度かチャンスを作ってくれた。前半は、まずまずよかったと思っています。『後半の立ち上がり、大黒の動きを注意しろよ』とミーティングでも言っていたんですが、一発でやられてしまった。ただ、選手たちは、下を向くことなく、相手のゴールを目指してプレーしてくれた。そのあたりも前節の反省ではないですが、メンタル的にも強くなってきたのかなと思います。また、中２日でゲームがあるので、できるだけコンディションを戻して次のゲームに臨みたいと思います」

Q:勝点３を取れなかった一番の理由はなんでしょうか
「Ｆ東京のＧＫもいいプレーをして何本か防いでいたのもある。逆に言えば、ＧＫのいない枠の中にシュートを飛ばすということだと思います。こればかりは、トレーニングし続けるしかないと思っています」

Q:失点シーンも含めて守備の反省点は？
「まず失点シーンは、全体というよりも向こうがクイックでプレーを再開させた。ミーティングではそれを伝えてあったんですが…一瞬、大黒が裏に逃げる動きが非常に得意なので、そこで大井が外してしまった。チームとして前半、少しラインを押し上げるのが遅れた場面もあったんですが、全体的には非常にボールの出所に対して厳しくいっていたし、みんなでセカンドボールも拾えていた。まずまず、よかったと思います」

Q:前節からセットプレーからの失点が続いていますが
「選手たちは非常に集中してやってくれていました。松下も非常にいいボールを蹴りますが、アントラーズのキックの精度と、高さと、Ｆ東京の高さと多少の違いはあります。アントラーズの時は、何人かの選手が代わってバランスを崩してしまった。１点目のＦＫは非常にいいボールだったので、難しい場面でした。その反省を生かして選手たちは高い集中力を持ってボールに反応をしてくれたと思います」

Q:シュートが入るためにどういったトレーニングをしているのか？
「技術的なところはなかなか変わるのは難しい。かといってフリーな状態で数多く打たないとそれも難しい。フリーな状態で、ゴール前で日本人は落ち着きを失ってミートできないというのもあるので。スモールゲーム、ゲーム形式の中でシュートを打つようにトレーニングをしています。今日も枠を外した場面がありましたが、キーパーが弾いたシーンもありました。うちの選手はそんなに下手だと思いませんが、プレッシャーのかかった状態でのトレーニングは絶対に必要だと思っています」

Q:中断明けから奪いにいく印象がありますが、今日は自重気味に見えたのはミッドウィーク開催の影響もあったのか？
「Ｆ東京はショートパスを繋いで組み立てが、うまいチームなので（奪いに）いこうとは思っていましたが、選手たちもいきたかったがいけないという状態だったと思います。比較的、ラインが下がっていたので。こういう位置からボールを奪いに行こうということを伝えた。選手たちは、スペースができて危険なエリアもできるが、勇気を持ってやってくれたと思います」

以上