9月5日(日)第90回天皇杯2回戦 岡山 vs 福岡(18:00KICK OFF/カンスタ)
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チケット情報 |天皇杯特集
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リーグ戦では、5シーズンぶりの昇格争い真っただ中のJ2リーグ戦4位の福岡。かたや大敗直後で心機一転、気合を入れ直したホーム・18位の岡山。明暗の分かれる現状だが、勝ち抜けるためのゲームを戦った先に、どんな結果が待っているかはわからない。
「去年の天皇杯では最初のゲームで富山に負けて、J1のチームと対戦できなかった。公式戦の舞台でJ1のチームとやるのは、新鮮な気持ちになれると思う。その機会を逃したくない」(岡山・喜山康平)。しかし岡山は、昇格に向けて勢いをつけたい福岡を倒さなければ、新たな経験に臨むことは出来ない。
福岡は、5連勝でW杯中断前のリーグ戦を締めくくり、中断明けは初戦の草津戦こそ落としたものの、その後は負け知らず(第24節・富山戦2−1、第23節・水戸戦5−0、第22節・甲府戦2−2、第21節・愛媛戦2−0、第20節はゲームなし、第19節・岡山戦0−0)、第18節・草津戦1−2)。J1を狙うにふさわしい安定した戦いぶりだ。ここ2試合では、トップ下に入った城後寿の活躍が顕著で、2ゴールをマーク。タメを作り、2列目から飛び出すことで、福岡の攻撃をさらに活性化させている。またゴールを量産した水戸戦では、ボランチの中町公祐が2得点、末吉隼也が1得点を挙げた。
対する岡山は現在3連敗中。選手自身が自覚していることだが、岡山は一度負けると、負けが込む。4失点の完封負けした前節・千葉戦の後、「気持ちの問題はあったか」と何人かに聞いてみたが、そろって強く否定した。しかし現在の岡山は、得点に至らないストレスが守備のほころびを生み、第24節終了時点で、失点はJ2で12番目の28失点。また、自分で何とかしようという思いが、独りよがりなプレーに陥いりがちな悪循環もある。
岡山と福岡の今季の対戦は、7月終わりの第19節。スコアレスドローに終わったこのゲームでは、岡山が取り組んできたチームの根幹部分であるボールへの厳しい寄せや、走り負けないことが、ブレることなく発揮できた。岡山のサイドハーフ・川原周剛は、「自分の狙っているプレーは周囲とイメージ、タイミングが合わないと出来ない」と話す。現在の悪循環から抜け出すためには、チームプレーを考えながら個人の持ち味を生かすことがべース。そのきっかけを掴むには、このゲームは最高のタイミングにある。また、今までフル出場のかなわなかった控え選手の出番にも期待がかかる。
福岡はこのゲームの翌週、第25節で3位・千葉をホームに迎える。勝点わずか2点差の決して負けられないゲームを控え、選手層の厚い福岡がどのような構成でくるかはわからないが、今までも途中交代で入ったFW大久保哲哉の巧みな動き、MF田中佑昌のスピードなど武器は多い。岡山・影山雅永監督は、「ここで勝って、愛媛戦、北九州戦への弾みをつけたい」と話す。両チームともに、リーグ戦を見据えながらも純粋に、勝ち進むことだけを考えた好勝負を見せたいところだ。
以上
2010.09.03 Reported by 尾原千明
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