11月16日(水)第91回天皇杯 3回戦 G大阪 vs 水戸(19:00KICK OFF/万博)
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★第91回天皇杯特集
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10月上旬に行われた天皇杯2回戦から、約1ヶ月。SAGAWA SHIGA FCに2-0で勝利したガンバ大阪と、延長戦の末にコンサドーレ札幌とのJ2対決を制した水戸ホーリーホックが3回戦で激突する。先週末もJ2リーグ戦を戦った水戸に対して、G大阪は11月3日のJ1リーグ以来、約2週間ぶりの公式戦。コンディション的にはフレッシュな状態で試合を迎えられるものの“公式戦”から遠ざかっているG大阪と、連戦の疲れはあるものの、公式戦をコンスタントにこなしている水戸の『試合感』の部分も勝敗を分けるポイントの1つになりそうだ。
G大阪は代表戦のため、MF遠藤保仁とFWイ グノが離脱中。加えて、FWラフィーニャも3日の鹿島戦で左肩を負傷しており水戸戦への欠場は決定的のため、前線はリーグ戦とは違う顔ぶれで構成されることになりそう。ただ一方で、ケガからの復帰間もないDF加地亮については、先発の可能性大。11日に行われたサンフレッチェ広島戦との練習試合には前日の練習で痛めた右足首の大事をとって欠場していた加地だが、今週からチームに完全合流。13日の練習で行われたミニゲームでも素晴らしいゴールを決めるなど完全復活をアピールしている。西野朗監督もその姿に「状態はいいですね」と太鼓判を押しており、10月2日の浦和戦以来となる先発出場は決定的。G大阪にとって手薄なポジションである右サイドバックへの“スペシャリスト”の復活は、今ゲームのみならず、優勝を争うJ1リーグの残り3試合に向けても大きな弾みとなることだろう。
注目は前線のレギュラー陣を多数欠く中で、代わってピッチに立つ選手がいかに発奮するか。これについて西野監督は「グノ、ラフィーニャがいない中で、起用するメンバーがどの程度力を発揮できるかが、週末の試合にも影響していく」と週末のJ1リーグを睨んだ発言をしており、水戸戦でのパフォーマンスは19日の新潟戦にも繋がると考えられる。それを踏まえて、このチャンスで先発を飾るであろうFW平井将生やFW川西翔太といった選手たちがいかにそれをものにするのか、楽しみにしたい。
「J1リーグではなかなか出場のチャンスを得られていないだけに、もし水戸戦に出場できたら結果に拘って戦いたい。水戸とは初対戦ですが、もともと僕は初めて対戦するチームとの試合を先入観なく入れるし、相手よりまず自分を意識することができるという意味で、やりやすく感じていますから。水戸のDF塩谷は小学校の1つ下の後輩で対戦は初めてですが、しっかり先輩の威厳を発揮したいですね。対峙するのも楽しみです」(FW平井)
対する水戸は一時はリーグ戦で5連敗を喫するなど深みにはまった印象が強かったが、終盤戦に入り、チームをうまく立て直している印象が強い。実際、直近のFC東京戦こそ0-2で敗戦したものの、ここ10試合の戦いでは4勝4分2敗と白星先行の戦いを続けている。その中で目を見張るのが失点の少なさ。先にあげた10試合のうち、勝利した4試合はいずれも完封勝ちをおさめており、全員がハードワークをしながら守備における意思統一をしっかりと図った、狙いのとれた戦いが浸透していると言える。G大阪戦でも相手の攻撃力を思えばこそ、またアウェイ戦ということを踏まえても、まずはその守備がどのくらい安定するかが明暗を分けることになるだろう。加えて、一発勝負の戦いだからこそ4回戦に駒を進めるには“ゴール”も求められるが、そこで注目したいのがG大阪のDF山口智も「鈴木隆行さんとか、前線でためを作れる選手がいるだけにカウンターに気をつけなければ」と警戒するFW鈴木だ。直近のF東京戦では痛めていた足の状態を考慮して途中出場となったFW鈴木だけに、今節も先発の可能性は微妙だが、例えわずかな時間であっても出場となれば、J1クラブ相手といえどもその経験値の高さを武器に存在感を発揮することだろう。
以上
2011.11.15 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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