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【J2:第17節 G大阪 vs 栃木】プレビュー:10年の天皇杯以来、2度目の対戦。上位対決に注目!(13.06.01)

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前節、愛媛FCとの一戦を制し、今シーズン初めてJ2リーグで首位に躍り出たガンバ大阪。キックオフの時点で、首位を走るヴィッセル神戸が先に試合を終え、敗戦したという結果を受け、首位獲りがかかった一戦に堅くなったのか、前半はいつになく相手にペースを握られて苦しい展開に。しかもミスから失点して、ビハインドを追いかける展開となったが、後半に入るとG大阪が主導権を奪い返し攻勢に。62分にコーナーキックからの展開からDF今野泰幸が押し込み同点に追いつくと、81分にはキャプテンのMF遠藤保仁がコーナーキックから直接ゴールを決めて逆転に成功。そのまま冷静に試合を進めて勝点3を手にした。

だが、G大阪にとっては、ここからが、本当の正念場となる。
というのも、愛媛戦で勝利の立役者となった日本代表のMF遠藤、DF今野が今節からW杯アジア最終予選やコンフェデレーションズカップ等を戦うために離脱。最短で4試合、最長で6試合不在となるからだ。振り返れば今年の3月にも2試合、日本代表戦のため彼らを欠いての戦いを強いられたG大阪だが、今回はそれを大きく上回り、おそらくは今シーズンで最も長い期間、チームを離れることになる。それを踏まえても、この期間にどれだけ勝点を積み上げられるかはチーム力を問われるのみならず、目標である『J1昇格』を実現するための大きなカギになりそうだ。
「サッカーは個のスポーツではなくチームスポーツ。二人の抜けた穴は確かに大きいけれど、それをチームとしてどう補えるか、プラスアルファの力を生み出せるかに期待している。以前に代表選手が抜けた時とは違い今はチームとしての戦術理解も深まっている。選手が入れ替わってもチームとしての戦い方が変わらないように、これまでやってきたことをチーム全員で追求していきたい」(長谷川健太監督)
「開幕当初とは違い、ある程度、チームとしてやろうとしていることが定まりつつある。また、いろんな相手、展開に応じた対応も徹底されつつありますから。この6月は確かにチームとしても正念場の戦いになりますが、先のことは考えずに1つずつ勝点3を拾っていきたい。栃木は堅い守備とみんながよく動くという印象。焦ってリズムを相手に渡さないようにというか…相手が堅いからといって焦れてバタバタして変な失い方をしてカウンターを食らうのも怖いですから。そこは焦れずに、全員で共通理解を持って戦いたい。うちのサッカーのリズムを見出すのはやはり攻撃。だからこそ、その攻撃で90分間、相手にプレッシャーをかけ続けることを目指しますが、その中ではきっと悪い流れの時間帯も必ずある。その時間帯も状況を冷静に見極めた上で、チームとしての共通理解をもって対応できるようにしたいと思う」(加地亮)

その最初の試合、G大阪はホームに栃木SCを迎える。G大阪の勝点33に対して、栃木は28で5位。その数字からも上位を争うライバルであることは周知の通りだ。その栃木について「チームとして熟成の時期に入っている。新しいメンバーも加わって非常に組織としてカチッとまとまった戦いをしてくる強いチームという印象」と話したのはG大阪・長谷川監督。その言葉にもあるように、確かに、栃木は今季で5シーズン目の指揮となる松田浩監督のもと結束を強めており、かつ、経験豊富なGK榎本達也をはじめ、オシムジャパン時代に日本代表候補にも選出されたFW近藤祐介ら、『松田サッカー』を熟知する新戦力が加わったこともチーム力をより安定させている。ここ5試合を振り返ると、愛媛戦こそ完敗したものの、上位陣との対戦も含めたそれ以外の試合で手堅く勝点を積み上げられているのも、その証拠だろう。その力がJ1から降格してきたG大阪にどのくらい通用するのかを注目したい。

両者の公式戦での対決は10年の天皇杯3回戦以来、2度目。その際は、今回と同じ万博の地で栃木に2点を先行されながらも、試合終盤にG大阪が逆転に成功。ヒヤヒヤながらJ1の面目を保ち、4回戦に駒を進めた。その際も、特に前半はG大阪のサッカーを徹底して研究してきた栃木のサッカーにはめられた印象が強かったが、今節も当時と同じ松田監督のもと、栃木がG大阪の良さを消しながら躍動するのか。あるいは、ホームのG大阪が自慢の攻撃サッカーでリーグ最少失点タイの栃木の堅守を打ち砕くのか。それぞれのスタイルの激突を楽しみにしたい。

以上

2013.05.31 Reported by 高村美砂
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