今回はさらに相手のレベルも上がる大会になるため、大変さも面白さもアップすることは必至で、ミヒャエル スキッベ監督は「強い相手とできるので、それをすごく楽しみにしています。ここまで来られたことをすごくうれしく思います」と参加できる喜びを語って初戦に臨んでいく。
ACLEのレギュレーションは前回大会と同様で、リーグステージは2つのリーグ(西地区、東地区)に12クラブずつ分かれ、異なる8クラブとホーム4試合、アウェイ4試合ずつ対戦する(※同一の協会に所属しているクラブは、リーグステージでは対戦しない)。そして、各リーグの上位8クラブがノックアウトステージに勝ち上がる。リーグステージは来年2月までと長丁場の戦いになる中、広島の開幕戦はメルボルン・シティ(オーストラリア)とのアウェイ戦だ。
かつて広島でプレーした経験のあるアウレリオ ヴィドマー氏が指揮を執るメルボルン・シティは昨季のAリーグ・メンで2位となり、同リーグ参入初年度に優勝を果たしたオークランドFC(ニュージーランド)にはAFCチャンピオンズリーグの出場資格がないため、メルボルン・シティに出場権が巡ってきた。
新シーズンのAリーグ・メンは10月に開幕するため、メルボルン・シティは16日の広島戦がシーズン初戦になる。注目プレーヤーは、この夏に福岡から加入した金森 健志だ。金森 健志は移籍が決定した際に福岡のオフィシャルサイトにコメントを寄せ、ファン・サポーターへの感謝の言葉とともに、「今回の決断は、自分自身をさらに成長させるための大きなチャレンジです。メルボルン・シティFCという素晴らしいクラブで新たな経験を積み、必ずひと回り大きくなって、皆さんに良い報告ができるよう全力で頑張ってきます!」と決意を語っている。
広島は長時間の移動も含めタイトな日程で臨む一戦になる。コンディションを万全の状態に整えるのは難しいものの、選手たちはミヒャエル スキッベ監督の下で連戦でもタフに戦い抜ける心身の強さを身につけてきた。ジャーメイン 良とヴァレール ジェルマンは出場停止処分がありメルボルン・シティ戦には出場できないが、木下 康介が状態を上げており、初めて戦うアジアでの戦いを心待ちにしている。
「これまでのキャリアの中でアジアのチームと戦う機会がなかったので楽しみだし、自分の力をぶつけたい。Jリーグにはないものがあると思うし、本当に楽しみしかないです」と意欲満々の17番が最前線でアグレッシブにプレーし、チームをけん引してくれるに違いない。
[ 文:寺田 弘幸 ]