2年連続10回目の天皇杯出場を果たした八戸。明治安田J3では16位と下位に甘んじているが、チームは勢いに乗っている。
4月29日に行われたJ3第7節のいわき戦に敗れて4連敗となると、葛野 昌宏監督はチームに変化を与えるため、スタメンを5人入れ替えて若手主体にシフト。これが功を奏し、5月8日に行われた天皇杯青森県予選決勝で、JFL所属ながらJ経験者を多く抱えるラインメール青森に1-0で勝利。続くJ3第9節の北九州戦は終始自分たちのペースで試合を進め、後半アディショナルタイムに佐藤 碧が劇的なゴールを挙げて1-0で勝利。公式戦2連勝を飾っている。
さらに、復調が見える要因としては、チームの精神的支柱である山田 尚幸キャプテンの戦列復帰も大きいだろう。秋田に在籍した9年間でJFL、J3、J2と各カテゴリーで戦ってきた経験はチームにとって間違いなくプラスになっている。これに関しては葛野監督も「彼が入るとゲームが引き締まる。要所要所の部分のつぶしなどもさすがの一言です」と評価している。
1回戦の相手となる新潟医療福祉大の印象について、葛野監督は「対戦は今までないですが、個々の技術が高い印象です。青森山田高校卒業の選手をはじめ、全国の強豪と知られている高校、ユースから選手を集めて強化を図っているので、北信越地域では一番強いチームですし、個々の能力、質が高い。Jリーグ入りが有力視されている選手もいる。特にサイドの突破などは気をつけないといけない」と高い評価をしつつ、「格下とは一切思っていない。ベストメンバーで臨み、いま持っているすべてを出す」と、油断は微塵もない。
「J1チームと対戦したい」と熱望するチームは、まずはこの一戦に全身全霊で臨む。
新潟医療福祉大は、2年ぶり6回目の天皇杯出場となる。青森県民にとってはなじみがある大学の1つと言えるだろう。青森山田高から多くの選手が進学。また女子選手の多くも青森県から進学しているからだ。
そんな新潟医療福祉大は、北信越大学リーグ1部に所属し、今季はここまで2戦2勝。青森山田高時代に高校選手権を制覇したCB二階堂 正哉キャプテンが中心となる守備陣は、2戦とも無失点に抑えている。攻撃陣を見ても、昨季のリーグ戦で全85得点中46点を決めたダブルエースの小森 飛絢(富山第一高卒)、田中 翔太(青森山田高卒)のほか、全日本大学選抜に選出され、サイドを主戦場に戦うオナイウ 情滋(正智深谷高卒)がおり、攻撃力には自信を持っている。
昨年は、天皇杯新潟県予選決勝で同大学のBチームにあたる新潟医療福祉大FCに敗れた。その悔しさを糧に、同カードとなった今年は4-0と快勝。トップチームの意地を見せて、本戦への切符をつかんだ。過去3回戦進出が最高成績だが、J3のチームに対して、ジャイアントキリングを起こせるか。
「J1チームと対戦」を熱望する八戸がJ3の意地を見せるのか。北信越の雄として知名度を増す強豪校か。1回戦は5月22日、青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムで13時キックオフ。
[ 文:夏目 二郎 ]
4月29日に行われたJ3第7節のいわき戦に敗れて4連敗となると、葛野 昌宏監督はチームに変化を与えるため、スタメンを5人入れ替えて若手主体にシフト。これが功を奏し、5月8日に行われた天皇杯青森県予選決勝で、JFL所属ながらJ経験者を多く抱えるラインメール青森に1-0で勝利。続くJ3第9節の北九州戦は終始自分たちのペースで試合を進め、後半アディショナルタイムに佐藤 碧が劇的なゴールを挙げて1-0で勝利。公式戦2連勝を飾っている。
さらに、復調が見える要因としては、チームの精神的支柱である山田 尚幸キャプテンの戦列復帰も大きいだろう。秋田に在籍した9年間でJFL、J3、J2と各カテゴリーで戦ってきた経験はチームにとって間違いなくプラスになっている。これに関しては葛野監督も「彼が入るとゲームが引き締まる。要所要所の部分のつぶしなどもさすがの一言です」と評価している。
1回戦の相手となる新潟医療福祉大の印象について、葛野監督は「対戦は今までないですが、個々の技術が高い印象です。青森山田高校卒業の選手をはじめ、全国の強豪と知られている高校、ユースから選手を集めて強化を図っているので、北信越地域では一番強いチームですし、個々の能力、質が高い。Jリーグ入りが有力視されている選手もいる。特にサイドの突破などは気をつけないといけない」と高い評価をしつつ、「格下とは一切思っていない。ベストメンバーで臨み、いま持っているすべてを出す」と、油断は微塵もない。
「J1チームと対戦したい」と熱望するチームは、まずはこの一戦に全身全霊で臨む。
新潟医療福祉大は、2年ぶり6回目の天皇杯出場となる。青森県民にとってはなじみがある大学の1つと言えるだろう。青森山田高から多くの選手が進学。また女子選手の多くも青森県から進学しているからだ。
そんな新潟医療福祉大は、北信越大学リーグ1部に所属し、今季はここまで2戦2勝。青森山田高時代に高校選手権を制覇したCB二階堂 正哉キャプテンが中心となる守備陣は、2戦とも無失点に抑えている。攻撃陣を見ても、昨季のリーグ戦で全85得点中46点を決めたダブルエースの小森 飛絢(富山第一高卒)、田中 翔太(青森山田高卒)のほか、全日本大学選抜に選出され、サイドを主戦場に戦うオナイウ 情滋(正智深谷高卒)がおり、攻撃力には自信を持っている。
昨年は、天皇杯新潟県予選決勝で同大学のBチームにあたる新潟医療福祉大FCに敗れた。その悔しさを糧に、同カードとなった今年は4-0と快勝。トップチームの意地を見せて、本戦への切符をつかんだ。過去3回戦進出が最高成績だが、J3のチームに対して、ジャイアントキリングを起こせるか。
「J1チームと対戦」を熱望する八戸がJ3の意地を見せるのか。北信越の雄として知名度を増す強豪校か。1回戦は5月22日、青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムで13時キックオフ。
[ 文:夏目 二郎 ]
