順天堂大が先制も。後半のピンチをしのいだ富山が逆転勝利
順天堂大学
DF 4
プロが相手でも自分たちのサッカーをして勝ち切るのが目標だった。先制点を挙げて、自分たちのプランどおりになったが勝ち切れず悔しい。 用意していたセットプレーで得点を挙げることができた。前半は相手を引き込んで最後に体を張ることで守れていたが、後半にさらに相手が攻勢をかけてくるのは分かっていた。そこで盛り返せるように自分たちからチャンスを作っていこうと話し合っていた。 相手が一枚上手だったから負けたわけだが、自分たちがやってきたことが実際に通用し、押し込んでチャンスを作ることもできた。取り組んできたことは間違っていない。リーグ戦でも自信を持って続けていき、勝ち切れるチームになっていきたい。
MF 8
練習試合などを通じてプロが相手でも通じる部分があるという感触はあったので、なにかしらの爪痕を残してやろうと思っていた。実際に相手を押し込めた時間帯もあったのは自信になる。だからこそ悔しさも残った。 ボールを持たれる時間が長くなってもチームとして「最後はやらせない」という意識だった。自分たちはサイドに推進力のある選手がおり、奪ったボールをカウンターにつなげようと考えながら試合を運んだ。守備に追われたぶん、選手同士の距離感も悪くなり、奪ったボールをつないでいくのは難易度が高かった。 ボランチとして全体を動かしながら守備はできたと思う。自身のファーストプレーだったクロスバーに当たったミドルシュートをはじめ、シュートに持ち込める場面もあった。そういったところを決め切って、最後の質の部分で違いを見せられるようになっていきたい。
カターレ富山
監督
トーナメントは本当に難しい。相手に勢いがあり、自分たちのミスも少し重なって難しいゲームになってしまった。それでも後半にパワーを出して追いつき、さらに1点を取れたのは良かった。(リーグ戦で勝てていない)自分たちの状況を考えたときに、勝つことが一番大事だった。実際に勝てたのは喜ばしい。もちろん課題はあるが、次につながる試合だった。 --前半を0-1で折り返した。ハーフタイムにどんな指示をしたのか。前半、守備のところでかなり甘さがあったので、そこに関しては全員に厳しく伝えた。加えて、攻撃の入り方を徹底し、サイドを起点にしながら思い切ってクロスを入れ、シュートを打つように指示した。前半、中へ中へと狙い過ぎてボールを失うシーンがあった。シンプルにクロスを入れることで中も使いやすくなる。そこを少し修正した。
順天堂大学
監督
私たちはもう全力でやるだけだった。ベストメンバーで挑んでこういう結果になった。何回かチャンスがあっただけに2点目を仕留められていたらと思う。1-0でリードしているときにも少ないながらチャンスはあった。1点を奪えていたらゲームの流れは変わっただろう。しかし、そう簡単にゴールを許してくれる相手ではない。非常に勉強になった。 Jリーグのチームとこのようにガチンコで試合ができる場として天皇杯は非常に楽しく、ワクワクするし、私たちの励みになっている。千葉県代表として出場することができて本当に良かった。 --早い時間に先取点を挙げたこともあり、守備の時間が長い展開になった。ロングスローを含めてセットプレーは私たちのストロングポイントなので、そこでチャンスをモノにできて良かった。前半は体を張ってしのいだが、後半はもう少し高い位置からボールを奪いに行った。後半、相手が追いつくために前から来るところで背後を狙い、何回か良いチャンスも作れた。最後のところで慌てずにフィニッシュして2点目を取れていれば、もう少し自分たちのサッカーができただろう。連続して失点を喫したところは修正していかなければいけない。富山のスペースへのランニングや、GKやDFからのボールをトップがフリックして裏を狙うといった戦い方は勉強になった。 1点を取ってからはバランスを崩さないように根気強く、シュートブロックのところを意識しながら守れていた。相手がこじ開けにくるのを逆に利用しようと狙っていたが、奪ったボールをグループから出すことができなかった。そこで展開を変えられるようになると今後の大会でも結果がついてくるのかなと思った。自分たちがいまできないことを明確に教えてもらえたという点でも非常に良かったと思う。
カターレ富山
FW 9
碓井 聖生
リーグ戦で勝てていない中、「自分が得点を取ってチームを勝たせるんだ」と思っていた。その気持ちがこもったシュートだった。後半から出場して最初のチャンスを逃してしまい、次こそは決めようと思った。西矢(慎平)選手からパスが来て、難しいボールではあったが、決められて良かった。難しいボールでもゴールに持っていける自分の特長を出せたと思う。
FW 39
古川 真人
いろいろな人たちの支えがあってプロ初ゴールを決められた。いつものPK練習とは違う方向に無意識に蹴ってしまったが、決まって良かった。神様が味方してくれたのだと思う。 これまでの出場機会は少ないが、ピッチに立ったときにゴールを決めるといった自分の長所を出せるように日々練習してきた。自信を持ってピッチに立つことができた。 大学サッカーはレベルが高く、彼らは90分を通してアグレッシブなサッカーをやってくる。セットプレーからではあったが、失点を喫してしまったので、自分たちのやるべきことをもっと突き詰めてすべきだったと反省している。後半にしっかり逆転し、勝ち進めて良かった。