
上回ったのは浦和の執念。PKでの1点を守り切り、約1カ月ぶりのホーム勝利
サンフレッチェ広島
--ピンチはPKだけだったが、スルーパスのシーンはDFに問題があったか?いえ、カウンターが速いというのはスカウティングにもありましたけども。ただまあ立ち上がりの15分のところで、相手にああいうふうに間を突かれたというのは、自分たちのスキを突かれたというところだと思うので。その立ち上がりのところを自分たちがもう1回締めないといけないと思います。ただそれ以外の部分ではボールを握れましたし、カウンターで何本かチャンスを作られましたけど、そこはしっかりDFが対応できたので。その1本だけだったのですごく悔しい結果になります。 --西川 周作選手の活躍があったが、同じGKとしてどう感じたか。同じピッチに立っていて、普段聞こえないような声も僕のところまで聞こえますし、GKとしての存在感を90分通して、反対側のゴールに立っていても感じました。今日みたいなゲームで、あのPKを止められれば自分たちでも勝点1でも拾えたという部分はすごく学ぶところだと思います。
--チャンスを作り続けて、やりたいことがほぼできたゲームだったと思うが、ネットを揺らすためにどうすればいいと思っているか?クロスもいっぱい入っていたし、ヘディングもポストとかGKに防がれたところもあったんですけど。やっぱりミドルで打てる選手がもっといて、そこで脅威を与えられたら、もっと相手が出てきてスペースが空くのかなと思ったんですけど。1本打ちましたけど、ああいうのが決まるようになればいいのかなと思います。 --今日の攻撃で手ごたえがあった部分は?相手が勝手に引いてくれて押し込める状態ではあったので、そこでのサイドの崩しなどは意識していたんですけど。手ごたえは……クロスまでは行けていたかなというくらいですかね。
浦和レッズ
監督
前節で非常に難しいゲームをして、選手のメンタルのリカバリーなど非常に難しい期間を過ごして迎えたゲームでした。今日のゲームに向かうところの準備も、非常に難しかったです。 準備していたことと言うよりも、この暑熱下の中で、予想はしていましたけど、いまのやり方で広島さんのやり方に、スライドをしたりとかアジャストした入りというところが難しくて、試合の途中でいろいろなことを試行錯誤しながら、修正をしながら、選手もよくやってくれたと思います。 ただ本当に、暑さもあるのですが少し動けなくなった。先に1点を取って後ろに重心がかかってしまったので、内容に関しては見てのとおりだと思います。 --勝ったのは非常に重要なことだったと思う。試合内容としてはこれから積み上げていかなければといけないと思うが?最後の勝負にこだわるところは、再開してから自分たちから崩れてしまうようなところが多々見られるところがあったので、先に点を取れたことでそれができたのは良かったと思いますけども、サッカー的な要素で言うと、やっぱりもう少しボールを握ったりとか、そういう要素が全然なかったので、難しかったとは思っています。 ただ、ルヴァンカップでのセレッソとの試合なんかでは、内容は非常に良かったと思っています。しかし勝点を持って来られなかった、勝負事を持ってこられなかったということで言えば、(今日は)勝負事を持って来て、その上で反省して前に進めるので、また頑張りたいと思います。 --準備が難しかったというところも含め、今日は何がなんでも勝つ、というところもあっての戦いだったと思うが?まったくそのとおりで、点を取った場面はわれわれがずっとやっていたような形で、素晴らしい形で崩したシーンもあったので。ただあれが1本だけでは寂しいですし、でもあれを取ったことで勝利につなげられたので、そこは良かったと思っています。何がなんでも勝ちたかったというのはおっしゃるとおりです。
サンフレッチェ広島
監督
われわれらしく戦って自分で勝点3を取る、という思いで浦和に乗り込みましたけど、それがかなえられず残念です。広島で応援してくださっている方たちにも、今日の内容であれば勝点3を乗り越えられるような内容でしたけど勝点ゼロというのは。もちろん決定機を決められない自分たちに問題がありますし、セットプレーもあれだけあれば点を取りたかったですけど、それを取れなかったということはしっかり反省して、次に向かいたいと思います。 ただ内容については、われわれの志向するサッカーについては変えずに、次に向かっていければいいかなと思います。 --なかなか受け入れ難い敗戦だと思うが、内容を考えると次のFC東京戦もこのまま続けていって、精度を上げるだけという感じになりますか?もちろんゴールネットを揺らすことが一番大事なので、別に今日のゲームがすべてよしというわけではないですけど。僕の記憶では前半あのスルーパスを入れられた以外でペナルティエリアに進入されたのはなかったと思いますし、そういうところで失点をしてはいけなかった。そういうスキを作ってはいけないと思います。 あとはセットプレーもあれだけ取ったので、ビッグチャンスもありましたけど、ネットを揺らせなかったところは真摯に反省して。内容は良かった内容は良かったで、このまま次に向かうわけにはいかないかなと思います。 --浦和がホームであるにもかかわらず引いて守りを固めてきた。意外だったか、想定内だったか。浦和さんは前節に失点が多かったので、失点ゼロを意識してくるだろうと思っていました。われわれの対策をおそらくしてくるだろうとは思っていましたし、自分たちとしても対策をされても上回れるチームになるのが目標なので、引いて、取りにこないことが意外ではなかったです。前に来るのと両方あり得るなと思っていましたので。そういうときにどうするかということと、どういう広げ方をしてどう崩すかをするかというのは年間を通じてやろうとしているので、意外というよりは、ネットを揺らせなかったのが本当に悔しいのかなと思います。
浦和レッズ
GK 1
西川 周作
--特に後半は完全に撤退して守る感じだったが、昨季まで5枚で守っていたのが助けになったか?広島は本当に素晴らしいチームでしたし、非常に強い相手でしたけど、最後のクロスのところで相手の狙いがあったので。そこは最後、中では割り切りながらしっかりと守ることができましたし、途中岩波(拓也)選手が入って、高さも加わったので非常に心強かったです。5バックになっても監督からのメッセージをしっかり受け取って、皆で最後まで集中を切らさず戦えたなと思います。 --主将として責任を感じていたとも思うが、この1週間どういう準備をしてきたか?6失点をして、その後は周りからもそうですし、自分たちのアクションとしても見られ方というのがポイントになっていたので、このままズルズルいってしまうのか、ここで勝ってもう1つ上にいけるのかという大事な試合だった。どうしてもホームで勝ちたかったというのと、どんなにボールを握られても、最後のところで皆で守ることができれば、こういう1点を守り切る粘り強い試合ができるというのができたんじゃないかと思います。
MF 41
関根 貴大
--挨拶ではなくて本当にお疲れさまという試合だったと思う。走行距離のデータ以上に大変だったのでは?みんなに言われました。感触的には20kmくらい走ったんじゃないかという試合でした。そういう試合で自分が走って貢献できたのは良かったかなと思います。 --勝利はしたが、今後の課題は?試合が終わったあとに、チームとして「良かったのは勝点3だけだった」という話はありましたし、自分たちがやりたいサッカーではないので。もっと攻撃的に守備も行って、自分たちからアクションを起こすサッカーをしたいなと思いますし、その中で自分の良さでもある前に運ぶ推進力、ドリブルというのを出せればいいかなと思います。
FW 45
レオナルド
--ここ数試合、得点という結果は残しながらもチームとしては勝点が取れない中でフラストレーションもあったと思うが、チームメイトとどうコミュニケーションをとっていたか?まず勝利が必要だということですね。清水戦では追いつかれ、そのあと連敗していましたので、まず自信を取り戻さなければいけないという状況でした。今日の試合はどちらかと言えば、困難を乗り越える、努力するというところがメインの試合だった、あまり内容は良くなかったと思います。ただリードしていましたので、頑張って皆でその結果をキープすることができましたので、これをもとにもう一度チームを取り戻したいと思います。 --なかなか良いボールがもらえずに、ボールさえくればという感情が感じられたが、連係はどうか?連係は悪くないと思います。今日は全体的には内容が悪かったのであまりボールが来なかったですけど、ボールが来たときは例えば(汰木)康也に出したボールでPKを誘発することができました。チャンスが少ない試合では先ほど言ったように、頑張り、努力で結果に結びつけないといけません。今日はテクニックより頑張りの部分が大事だった試合でした。