中断を挟み、変わった形勢。鹿島が3発快勝
鹿島アントラーズ
--古巣相手のゴールでした。得点シーンを振り返ってください。良い形でカウンターになって、エヴェ(エヴェラウド)のほうを(土居)聖真くんが選択して、エヴェはシュートの選択もあったと思いますし、そのこぼれもそうですし、マイナスの部分に詰めることは常に意識していたので、エヴェもしっかり見ててくれてそこに合わせてくれたので、触るだけのゴールでした。チームとしては、雷で中断して、そこから良い入りができたので良かったかなと思います。 --中断でどんな話し合いがあり、どういうふうに切り替えたのでしょうか?正直、入りに関しては相手のほうが良かったですし、中断したときももう1回どういうふうにプレッシングもそうですし、ボールをどう動かすかも話し合っていた。その中で良い形で先制点が取れたので、そこは雷の中断が自分たちに良い方向に向いたかなと感じています。 --「瑞穂ではやったがトヨスタではやっていない」と言っていた。ゴールを挙げてどんな感情が湧いた?トヨスタのほうが迫力があるというか、人数に関しては(制限があって)まだ5,000人なので満員の中というわけではないですけど、やっぱりすごい瑞穂とはまた違った雰囲気がありますし、僕個人としては瑞穂よりトヨスタのほうが好きな気持ちがあるので、その中で得点して勝てたことは非常にうれしい気持ちがあります。
名古屋グランパス
監督
こういう結果で終わった試合を話すときに、始めは良かったというのがどれくらいの意味があるかは分かりませんが、試合の始まり方は良かったと思います。 中断があって、再開後も入り方も悪くはなかったと思いますが、最初のピンチで失点してしまいましたし、そこもこちらの大きなミスの割合が高かったと思います。2点目もそういった展開かなと。全体の内容を見ても失点の場面だけ、どうしたんだという感じで、決して全体的に悪くて圧倒されて0-2になったという展開ではありませんでした。 後半も、バランスを崩してガンガン行こうというより、この試合は良いプレーができていたのだから、じっくりと時間をかけながら終わりまでにこの状況を取り返せばいいと、あくまで冷静に入ってくれと言った中で、49分という早い段階で1-2になりました。そのままいければ良かったんですが、こちらにとっての3失点目は、なんでそんな取られ方をするのかという、一瞬だけそんな時間を作ってしまった。 鹿島相手の2点差は、鹿島にとっても、うまく試合を回らせてそのまま終わらせる展開に持ち込みやすくさせてしまう。だからあの3点目が決定的になってしまったと思います。 --1-3になってから前線にボールを供給できなかった。一か八かで攻めよう、取り返せればいい、ダメだったら……というのではないと思います。われわれが前に前にとなるとカウンターで1-4、1-5、1-6という展開になる。それは絶対にやってはいけないと思います。その中で、我慢しながらもより守りを固めて逃げ切ろうとする相手に対し、真ん中は抜かせてくれないのでサイドから攻めるんだと。そういう意味でセンターFWを2人にして外からの攻撃ができれば良かったのですが、体力的なものもあってできなかったと思います。
鹿島アントラーズ
監督
今日は勝ったことを評価するべきだし、内容的なものも評価できるものがあると思います。今週になって準備してきたものを選手たちがしっかりと表現できたところもありますし、そのほかの試合では自分たちのサッカーをしても勝点に結びつかないところがありましたけど、今日は内容と結果が合致したところがあると思います。唯一、もう少し点を取れた場面があったので、もう少しそういうところで取れたらな、と思いますが、準備してきたもの、狙いとしてきたものを選手たちがしっかりピッチで表現したと思います。 --雷雨による中断があった。どんな指示を出したのでしょうか?開始から11分、12分近く、グランパスが何をやって、何を狙っていたのか読めました。中断中に相手が何を狙っていて、ウチは何を狙うべきかの整理ができました。ただ、よくあることですが、中断すると再開のところで集中力を欠いたり、不注意で失点することがよくあるのですが、それを絶対にしないようにということを意識してもらって、アップで再度上げてもらって、意識を持って試合に臨めたと思います。再開後に得点することができたし、そこからもっともっと得点を重ねることができたとは思いますが、それを焦れずにやれたことは、中断があってもなくても評価できる部分があると思います。 --名古屋には約半年前に0-1で負けています。自分たちの成長を感じるところはありましたか?当然、大きく成長しているという思いが僕の中にはあります。いきなり監督が代わり、サッカーが変わり、チームの半数近くが替わりました。その一つひとつのピースがハマるまでには時間がかかりますし、いまでは選手は何をすべきか情報の整理、行動の整理ができていると思います。勝つことによって自信を取り戻しているように僕は感じます。当然、チームの若返りというか、選手の入れ替わりもあります。そういった意味で若手からベテランまで一人ひとりが成長しよう、変わろうという意識で取り組んでいます。特に最近は、練習でやっていることを試合で体現できていて、リンクしている部分があるので、評価すべき部分が上がってきていると思います。
名古屋グランパス
DF 23
吉田 豊
自分たちの長所というか、やりたいことをうまく消されてしまったというところと、相手の守備に対して自分たちのストロングをぶつけられなかったのが敗因の1つだと思います。 --中断の影響は?多少あったと思う。試合の入りは良かったですし、できればそのまま続けたかったですけど、天候の問題だからしょうがない。再開後にフワッと入ってしまった。相手のほうが少しうまかったのかなと思います。 --今季リーグ戦ワーストの3失点だったが。1失点、2失点してしまったところで、監督からもバランスを崩さずにしっかりとまず1点を取ろうと言われていた。1点は取れましたが、やっぱり焦れて3失点目をしてしまったのはやってはいけないことでした。
MF 15
稲垣 祥
3失点したらキツいなというところが一番ですね。もちろんもっと点を取りたかったですけど、堅くゲームを進めていくというのが今までの自分たちの勝ち方だったので、そこは大いに反省しないといけないと思います。 --雷雨で中断がありましたが?その時間をどううまく使えるかというのが、お互いのキーになるかなと感じていましたが、それまで僕たちの流れが良くて、良い試合の入り方をしたぶん、少し残念だったという思いです。 --加入後初ゴールでしたが?自分自身、点を取りに前がかりに行っていた中で、相手に当たって良いボールになりましたが決められて良かったです。