
古橋の惜別弾に、鳥海の劇的弾。白熱の“関西ダービー”はドロー決着
ヴィッセル神戸
FW 11
--神戸でのラストゲームとなった。結果を含めて感想を聞かせてください。やっぱり先制した中で、最後に失点してしまってすごく悔しいですけど、個人的には悔いはない。もう1点、2点取れればベストだったかもしれないですけど、90分通してセレッソさんのほうが良いサッカーをしていて追いつかれたので、すごく悔しいですね。 --ラストゲームでゴールは決めたかったのか。ゴールというよりか、まずはチームが勝つことが一番。その中でゴールを決められたらいいなと思っていました。立ち上がりから何本かチャンスがあった中で決め切ることができなくて、そのあとのチャンスで決め切ることができたので、そこはホッとしています。 --酒井 高徳とのワンツーは?ゴウ君(酒井)が神戸に来てから一緒に長くサイドでプレーする時間があって、どこにパスを出すのか、どこに動くのかっていうのは肌で分かっていた。それが今日良い形になって、ゴールまで行けたので良かったです。 --今後へ向けて。どこにいても、僕は僕のプレーをすれば周りに納得してもらえると思いますし、常に結果を求めてどん欲にやっていけたらなと思います。
GK 32
--急きょの出場。神戸でのリーグ戦初出場だったが?この間も前川(黛也)がケガして途中で飯倉(大樹)君が出たっていう例もあったので、良い準備ができていた。個人的にもワンプレー目で良い入りができたので良かったかなと思う。 --後半は押される展開だったが、シュートもよく止めていた。(失点シーンの)その際の1つが大事なので、悔しい結果だったなと思っています。 --古橋 亨梧がラストゲームだった。守り切ろうという思いもあった?試合前に「勝って送り出そう」という話をしていたので、どんなに難しい状況でも、勝点3が取れなくて悔しいですね。
セレッソ大阪
監督
正直、後半はセレッソのほうが数多くチャンスを作ったので、引き分けが妥当ではないとは言いませんが、勝利に近かったのはセレッソだったのかなと。全体を通してみれば、そう言えるゲームだったと思います。 --同点ゴールを決めた鳥海 晃司選手ですが、得点の1分前の88分に投入されました。交代の理由と彼の働きについて。チアゴのほうから、後半の途中で「体調が優れない」という話があり、様子を見ていた。最終的に、試合の最後のほうではあったのですが、交代したほうが良いということで、体調面を考慮して交代しました。トリ(鳥海)は若手と言えるかもしれませんが、本当に存在感のある選手です。常日頃からチームのために貢献する姿を見せてくれています。そういう姿が、今日のゴールにつながったと思います。 --今節はC大阪にとって久しぶりの有観客試合でした。後半の攻勢も無関係ではなかったと思うが、有観客でのヨドコウ桜スタジアムで試合をした感想について。今日、こけら落としとなったヨドコウ桜スタジアムで試合をして、あらためて、セレッソサポーターの皆さんのパワーを感じました。この数カ月、セレッソのサポーターがいない中で試合をしたときは寂しさがあったのですが、やはりわれわれの強さの源にはサポーターの力があるとあらためて思いました。次の試合も制限付きではありますが、サポーターの皆さんとともにパワーを生み出していきたいと思います。
ヴィッセル神戸
監督
試合の入り方を含めて前半は非常に良かったと思います。1点入って、もう1点欲しかったのが前半です。後半に入ってセレッソが前から圧力を掛けてきて、うまくゲームをコントロールすることができなかった。これが最後、追いつかれた原因かなと思います。 --試合後、神戸でのラストゲームだった古橋 亨梧に声をかけたのか?全員集まってミーティングをしたが、亨梧がしっかりと良いトレーニングをしながら、ヴィッセル神戸で成長した。本人の意識の高さで成長した部分もあると思いますし、周りの選手のサポートがあって亨梧が成長できたと思う。もちろん、われわれヴィッセルのコーチングスタッフ、選手、クラブ全体としてこれからの成功を祈っていると、亨梧には伝えました。 --古橋の得点について。あの得点シーンに関してはわれわれが狙いを持ってやったところ。最後決め切るところはやはり亨梧の力だと思うし、普段の練習は噓をつかないと思いますし、ゴールへの意識の高さがゴールにつながったのかなと思います。
セレッソ大阪
DF 24
鳥海 晃司
--J1デビュー戦での劇的な同点ゴールを振り返ると?このスタジアムで、サポーターの前で決めることができて、素直にうれしかったです。 --あの時間帯でCBが交代で入ることは珍しいと思うが、どういう意識でピッチに入った?監督にも言われたんですけど、「セットプレーで点を取ってこい」と。それがチャンスだと思いましたし、入ってすぐセットプレーだったので、「絶対に決めてやろう」と思いました。 --J1デビュー戦でJ1初ゴールを取れたことについては?本当にうれしいです(笑)。待ちに待った出場で、点も取れて最高です。 --加入1年目の今季。キャンプで負傷して出だしは苦労したが、リハビリも含め、その期間はどういう気持ちで過ごしていた?最初、大ケガをして心が折れそうになることもあったのですが、移籍1年目でどうしても結果が欲しかったので(頑張ることができた)。メディカルスタッフの方も含め、しっかりリハビリできて、皆さんのおかげでこうして復帰できてうれしいです。 --サポーターが入ったヨドコウ桜スタジアムでプレーした感想は?今日はスタジアムに入った瞬間から気持ちが高まりました。サポーターの方がいてくれるから、みんなが闘志をむき出しにしてプレーできている。そういう面では、非常にうれしかったです。 --ACLでは多くの選手が試合に出たことでチームが活性化されたと思うが、今日もそういうチーム力を実感する部分もありましたか?そうですね。全員がチャンスをもらいましたし、その中で一体感を持って戦えたので、そういうところが今日の試合にも出たのかなと思います。
MF 17
坂元 達裕
--前半は劣勢、後半は優勢に試合を進めたが、それぞれの要因をどう振り返る?前半は守備のスイッチが入らない時間が続きました。自分にしても、FWにしても、どこかで守備のスイッチを入れて、全員が連動して守備に行かないといけなかった。それができなかったので、ああやってボールを支配される時間を作られたと思う。後半は前から守備に行けて、その中でボールを奪って、攻撃につなげていくことができた。あとは最後のところの強度、決定力が足りなかったと思います。 --後半はボールを失っても高い位置で奪い返し、チャンスもかなり作った。手ごたえも持ちつつ、試合を終えることができた?常にあの強度でやっていかないといけないと思います。45分だけ、後半だけ、それができたからと言って、結局は勝てていないので、意味がない。ずっと100%の強度で行けないにしても、どこかで行けるところは行かないといけない。1試合を通してやっていかないといけないと思います。 --有観客で、ヨドコウ桜スタジアムでプレーした感想は?バスでスタジアムに入ってきたときにサポーターの皆さんが大勢で迎えてくれて、やっぱり無観客とは違う気持ち、よりやらないといけない気持ちになりました。サポーターの皆さんの応援は大事だと思いましたし、新しいスタジアムで、近い距離で歓声が聞けることは本当に力になります。それを結果で示していかないといけないと思います。